皇室女子―“鏡”としてのロイヤル・ファミリー

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皇室女子―“鏡”としてのロイヤル・ファミリー

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784798056340
  • NDC分類 288.44
  • Cコード C0095

出版社内容情報

来年は新天皇の即位式があり、皇室が注目されています。本書は、香山リカが女性皇族を「最も日本的なる女性たち」と位置付け、その光と影を取り上げる話題の本です!

内容説明

最も“日本的”なる女性たち。皇室のやんごとなき女性たちの苦悩も、私たち、同じニッポン女性の苦しみなのだ!

目次

プロローグ―雅子さまがいよいよ皇后になる日
第1の鏡 「女子も実力勝負」の時代に踊らされ
第2の鏡 婚家と実家のはざまで
第3の鏡 「夢見る頃」を過ぎてぶつかる壁
第4の鏡 「子どもはまだか」がタブーでないなんて
第5の鏡 育児にのめり込んでみたものの
第6の鏡 母の“うつ”に子どもの“いじめ”が重なって
第7の鏡 ただ“ふつうに”生きたいだけなのに
第8の鏡 「親の心子知らず」とは言うけれど
エピローグ―日本女性の写し鏡としての“皇室女子”

著者等紹介

香山リカ[カヤマリカ]
1960年北海道生まれ。精神科医。東京医科大学卒。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。専門は精神病理学。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題のほか、政治・社会評論、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

37
週刊誌掲載の記事から香山さんが、個人的に意見を述べたもの。平成のロイヤルファミリーを振り返ってみると、雅子様本当にお辛かったと察します。しかし、令和になって即位の纏わる儀式での雅子様の笑顔は晴れやかにみえた。今後のロイヤルファミリーに明るい未来を。2019/05/13

いろは

30
昨今ワイドショーを賑やかしている皇室。言いたいことは色々あるけど、ここで私見を述べるのはやめておきます。特筆すべき新たな内容はなかったが、努力をせよと言われればできるけど、努力をせずにうまくやる難しさというのは、ちょっと考えさせられました。皇室は社会と切り離された歴史の中の存在ではなく、我々一般人のリアルを写す…例えば女性のキャリアだったり、メンタルヘルスの不調だったり、子供の不登校だったり。サブタイトルの『鏡としてのロイヤルファミリー』には、そんな意味がこめられているということか。★★☆☆☆2021/09/05

うさうさ

21
皇室に特別の関心もない私が読んでもめちゃくちゃ面白かった。 美智子さま、雅子さま、紀子さま達が悩み苦悩しながらも皇室女子として歩んで来られた歴史の一端が垣間見れて興味深い。 特に、雅子さまと紀子さまの比較は、まさに長男の嫁と次男の嫁で親近感が湧くなあ。 雅子さまのご結婚のときは私も社会人になっていて、その報道を見るたびに、高いキャリアを持つ女性がそれらを手放し皇室に嫁ぐのかと気の毒に思ったのを思い出す。 あとがきを読んで著者も同じことを書いてらして笑えた。2019/01/23

りらこ

15
雅子様の今までの道を医師の視点で見て、また自分も同じ女性として様々分析したもの。年齢的にもそう遠くないし、男女雇用機会均等法施行当時に、女性の働き方の旗頭のようにもキラキラしていたあの世代の雅子さま。ご成婚が決まった時、バリバリ働いていらしたという話とともに、彼女が仕事で送ったFAXの送り状を見せて頂いたことがある。美しい文字で記されていた短文と名前。第二の就職のような気持ちで嫁がれるのだろうかと、よく出来る先を行く姉を見守るような気持ちもどこかにあった。それこそこの本の鏡という言葉そのもの。2019/02/02

よみ

12
私を含めた一般人の関心って、そういえば女性皇族に対してだけ異様に高い!2019/08/08

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