出版社内容情報
経済、政治、社会、生物学といった多くの分野で応用されているゲーム理論について数学を使わずに図解でわかりやすく解説した入門書です。ゲーム理論は、目的を達成するためにどのように行動すればよいかを合理的に考える学問です。たとえば「ゼロサム・ゲーム」や「囚人のジレンマ」などが有名ですが、ビジネスや日々の生活の問題解決にも役立ちます。
第1章 ゲーム理論とは何か
第2章 ゲームを解いてみよう
第3章 ナッシュ均衡
第4章 協調をつくり出す
第5章 戦略的操作
第6章 交渉
第7章 情報とゲーム
第8章 合理性とリスク
第9章 オークション
第10章 マッチング
清水武治[シミズタケハル]
著・文・その他
内容説明
数学を使わず理論の真髄を理解する!ゲーム理論の射程を完全図解!ゲーム理論の最新テーマがよくわかる!豊富な事例で理論の適用法がわかる!マッチング理論のポイントがわかる!基本定理の理解から応用までわかる!ビジネス現場での活用法がよくわかる!
目次
1 ゲーム理論とは何か
2 ゲームを解いてみよう
3 ナッシュ均衡
4 協調をつくり出す
5 戦略的操作
6 交渉
7 情報とゲーム
8 合理性とリスク
9 オークション
10 マッチング
著者等紹介
清水武治[シミズタケハル]
1948年静岡県生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了(理論経済学専攻)。数理科学的思考で人間や社会の在り方を研究、新境地を拓いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
30
ゼロサムゲーム、囚人のジレンマ、3人の死刑囚、脅しによる戦略的操作、そしてモラル・ハザードの定義など純粋に勉強になった。とっさの場合にこの理論が具体的に思いつくかどうかは分からないが、知っていれば無意識下で何らかの読みが働く気がする。「空母いぶき」を用いた事例も分かり易かった。スクリーニングによる人の選別は自分も日常的にしている。たとえば逆境時の行動がその人の本質を暴き出すという考え方もそうだと思う。ゲーム理論を持ち出さずともそれって一般常識の範疇では、と思える話もちらほらあったが入門書としては十分かと。2019/02/05
tjZero
2
経済、経営、政治、社会、生物…いろんな分野に応用される”ゲーム理論”についての入門書。数字を極力使わず、読み物として解説してくれるので、アタマに内容が入ってきやすい。歴史から最新の理論まで、クイズやイラストと共に学ばせてくれるのがありがたい。この本からスタートしていけば、専門書にも進んでいき易そう。2019/09/20
サピエンス
2
よくわからない。たぶん平易な言葉でかかれているのだけど、面白そうであまり面白くない。ゲーム理論は難しい2018/12/01
kanki
1
ざっと紹介されている。ナッシュ均衡を目指す。2020/09/10