出版社内容情報
本書は、とっつきにくいものが多い近代絵画や二〇世紀の前衛的絵画を平易でわかりやすい記述で、名作と画家たちを解説しています。印象主義を中心とした近代絵画の平易な解説書、主要な画家の解説書、近代絵画史の概説書、絵画技法の解説書、等々といった従来にない総合的でコンパクトな美術書になっています。本書一冊あれば、印象主義から難解と思われがちな二〇世紀絵画の見方と楽しみ方と、そのための必要かつ十分な知識を得ることができます。
内容説明
絵画の伝統を壊した印象主義。絵画における“近代”とは何か?その革命性に迫る!近代絵画の激動の歴史とドラマを図説。450点の写真と図版で印象派・近代絵画の魅力を解説!
目次
ロマン主義・自由な近代絵画へ―ドラクロワ
レアリスム絵画と変革の波―クールベ
近代絵画の幕開け―マネ
絵画の革命・印象主義の登場―モネ
印象主義から独自の画風へ―ルノワール
様式も技法も異なる独自の印象派画家―ドガ
印象主義の終焉と新しい時代の始まり―スーラ
印象主義の技法を現代絵画へ昇華―セザンヌ
深い内面世界を描いた孤高の画風―ゴッホ
ウィーン世紀末のエロスと装飾の芸術―クリムト
絵の本質を示す、心を癒す絵画―マティス
20世紀絵画で異彩を放つ独自の肖像画―モディリアーニ
描く対象のない抽象絵画―カンディンスキー
著者等紹介
仲川与志[ナカガワヨシ]
1949年、東京生まれ。編集・執筆者。日本大学法学部卒業後、芸術生活社で美術雑誌『芸術生活』の編集者を8年務め、アートダイジェスト社で美術・建築雑誌の編集者を6年務めた後、フリーの編集・執筆者として美術・芸術関係の幅広い分野で活動
西永裕[ニシナガユタカ]
1954年、富山市生まれ。編集・執筆者。早稲田大学第一文学部卒業。芸術生活社、アートダイジェスト社で編集者として活動。その後、企業広報の企画制作を行う会社を約25年間経営した後、再び編集・執筆者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
takakomama
しろちさ
まゆ
kaz
竜玄葉潤