出版社内容情報
エントリーシートではわからない、「生産性の低い人」「問題社員になりうる人」を見抜く。主観ではなく、行動科学の視点でチェック!米国最強の人材評価基準「アセスメントセンター」を紹介。
内容説明
面接では好印象なのになぜ入社後にガッカリするのか?米国発の最強の行動分析で応募者の心に向き合い、学力や経験に関係なく、最高の人材を採用する極意。
目次
序章 小さな会社が「生産性の高い人材」を採用するために必要な心構え
1章 面接では好印象だったのに、なぜ入社後にがっかりするのか
2章 最強の人材評価メソッドから学ぶ「生産性の高い人材」を見抜く技術
3章 人を観る目を作る「視点の絞り込み方」
4章 応募者の心の成熟を示す「対象に向き合う力」
5章 グループワークで応募者の「対象に向き合う力」を見抜く技術
6章 説明会や面接で応募者の「対象に向き合う力」を見抜く技術
著者等紹介
奥山典昭[オクヤマノリアキ]
概念化能力開発研究所株式会社代表取締役アセスメントセンター(米国発の能力分析手法)のプロフェッショナルアセッサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうせいパパ
24
採用面接時に役立ちそうな、新しい知見を得た。性善説的な大らか採用は後々会社を苦しめることになる、確かにその通りだ。採ってはいけない人の侵入を防ぎ、採るべき人材を確実に確保するためのヒントを得られた気がする。「優秀な学生」と錯覚させられないよう、本格シーズンに入る前に読み返そう。2017/01/06
ケロコ
22
【図書館】全てに共感するわけではなかったけれど、概ね同意。どちらの立場にもなりうるだけに、慎重になるのかもしれないね。まぁ、採用は難しいよね。2017/01/12
けんとまん1007
20
学歴、面接等ではなかなかはかり切れない部分は、とても大きい。かねがね気づきつつあったことが、かなりクリアになった。もちろん、ここでは基本的は視点・考え方・観方が述べられているだけなので、これをどう自分なりに消化したうえで、今後につなげるかが大事だ。ポイントだけでも、メモに残して、見返すようにすることで活きたものになる。採用に限らず、採用後の場面でも同じようなことが言える。2016/12/29
よっぴ
13
採用代行の請負業務の設計を行わなければならない為に読みました。。この本が一番、人の本質を見抜く事について書いてあった気がします。。読んだ、そして実際に採用を行なって感じているのは、採用時に妥協はあまりしてはいけないという事。折角、採用したスタッフがろくに出勤もせずに辞めていくのを見たこともありましたので痛感しています。新卒採用を行う人事の方には是非読んでいただきたい本です。2017/06/02
たくみくた
10
38冊目。良書。生産性の高い人材は①考える力と②大人の意識(成果意識)をもっている。両者に共通するのは、「対象に向き合う力」であり、採用段階にここに焦点を絞るべし。「対象に向き合う力」を見極める秘訣は「その人の行動が自己目的からのものか、あるいは、組織や全体への貢献を目的とする利他的なものなのかを、一生懸命考えながら行動観察に取り組むこと」である。5章、6章に具体的な言動とそれに対する考察がされており、これまで何となくこの行動はあんまりイケてないと思っていたのに、裏付けをしてもらえた。2021/05/13