出版社内容情報
自動運転および無人運転の原理から技術、開発・製造企業の特徴、インフラ、法整備、保険、免許制度までわかりやすく解説しています。
内容説明
「自動運転」や「無人運転」の自動車なんて自分には無縁の存在だと思っていませんか?あと数年で生活もビジネスも大きく変わります。
目次
第1章 自動運転が生まれた理由
第2章 自動運転を実現する技術
第3章 自動運転のレベルとルール
第4章 自動運転と無人運転
第5章 自動運転とコネクテッドカー
第6章 自動運転の問題点はあるか
第7章 主な自動運転&無人運転試作・実験車両
第8章 自動運転ビジネスの広がり
著者等紹介
森口将之[モリグチマサユキ]
1962年東京都生まれ。早稲田大学卒業。自動車専門誌編集部を経て独立。自動車分野では自動運転からクラシックカーまで幅広いジャンルを担当し、新聞、雑誌、インターネット、ラジオ、テレビなどで活動中。自動車以外の交通事情やまちづくりなども精力的に取材。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。グッドデザイン賞審査委員。日本自動車ジャーナリスト協会、日本デザイン機構、日仏メディア交流協会、日本福祉のまちづくり学会、各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ココアにんにく
3
ロボネコヤマト初めて聞きました。 自動運転とひとくちに言っても色々なレベルがあるんですね。その誤解からくる問題も。 2016年の交通事故死者数が1949年以来4千人を切ったのは、メーカーの安全技術のおかげだと思っています。運転者のモラルの低下もあるのにすごい。とはいえ毎年多くの方が亡くなっている。なので自動運転は早く進めて欲しい。警察の目の有無で運転態度を変えることもないだろうし。車間距離が安全に縮まるのも渋滞解消に。チリなどの鉱山でもう実用化している!官庁が足かせになる場面も多いのが残念。2018/02/22
くらーく
1
社会はどうなるってタイトルにあるけど、今の日本人は受け入れないのではないかねえ。数件の事故で、自動運転は危険だ、環境が整っていない、限界がある、なんて言って、引いてきていませんか? 自動運転、無人運転と線引きしていますが、無駄じゃないですかねえ。全部、無人の自動運転にしちゃえば。筒井康隆の小説だったかと思うけど、人が運転して事故を起こしたら、即刻逮捕にでもしないと、変わらないのではないかねえ。高齢化した日本で新しいライフスタイルは受け入れられないだろう。自分の運転が上手いと思う高齢者がこんなにいるのに。2018/07/21
makio37
1
仕事読み。一般向けで物足りなく感じたが、まずSAEレベルの復習はできた。レベル2は操縦と加減速の一つ以上を自動化だが、人間が監視し残りすべての運転タスクを実行。レベル3はすべて自動化だがシステムの要求に人間が応答必要。レベル4はある環境・条件下のみ、レベル5は環境を選ばず完全自動運転。なお、レベル4以降は運転免許不要で被保険者も機械となる。その他、自動車メーカーを中心とした、IT企業やライドシェア企業などとの「水平展開型」の提携関係をまとめた図は、憶えておけば何かと役に立ちそうだ。2018/04/22
まなせいご
0
面白かったです。今後、「自動車」そして、「社会」が大きく変わっていきますね。今ある課題は解決して、いいものは残してもらいたいです。2017/11/19
はっしゃん
0
技術書ではなく、自動運転によるこれからのビジネスチャンスを探る書。 グーグルや車メーカーだけでなく、ソフトバンクやDNAも参入しているのは知らなかった。 スマホなど日常の生活に関わる所でのビジネスチャンスも無限にありそう。2017/11/18