Dr.Fの格闘技医学

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  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798046518
  • NDC分類 788
  • Cコード C0075

出版社内容情報

スポーツ医学の医師であり、競技者であり、チームドクター・リングドクターを務める著者が、格闘技全般(武道、空手、ボクシング、キック、総合など)を取り上げ、解剖学、運動学、生理学等の医科学的な視点から、強さの秘密を解き明かす。

内容説明

医学を知ればもっと強くなれる!医学が解き明かす強さの根拠。

目次

1 格闘技の運動学(視機能と運動―運動をリードする眼の使い方とは?;呼吸―戦いの場面に則した呼吸を考える;固有感覚―強さを支える優れた感覚;関節角度―強い角度で威力が変わる;伸張反射―一流選手が使う伸張反射とは?;重力―地球を味方にするか、敵に回すか;モーターユニットとインパルス―脳の使い方で筋のパワーが変わる;肩甲骨と上肢―体重移動をリードする最強の方法;支持基底面と動き―支持基底面の意識で動きが変わる)
2 KOの解剖学(顔面編―KOアーティストはどうやって倒すのか?;ボディー編―ボディーの構造の理解がKOにつながる;下段&ローキック編―下段でのダメージの生み出し方;KO感覚を養成する―倒す感覚をいかにつくるか?)
3 選手生命を守る(競技と消耗―競技における最大の才能とは?;関節の寿命―高精度のベアリング、関節を守る;腰の故障と負のループ―腰を守りながら強くなる;内科的疾患とリスク―格闘技が抱える内科的リスクとその予防;パンチドランカー―ダメージをもらわないことが最上位)

著者等紹介

二重作拓也[フタエサクタクヤ]
1973年福岡県北九州市生まれ。明治学園中学校、福岡県立東筑高等学校、国立高知医科大学医学部卒。スポーツドクター。富家病院リハビリテーション科医師。格闘技医学会代表。8歳より松涛館カラテをはじめ、中学時には柔道も経験。高校生で実戦空手養秀会2段位を取得。日本代表選手として、アメリカフロリダ州のUSAオープン大会に出場。大学入学と共に極真カラテに入門。高知医科大学極真カラテ同好会初代主将となる。白蓮会館西日本大会にフリー参戦し優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

34

9
積読本。ほぼ日刊イトイ新聞での糸井重里氏との対談で二重作氏を知りました。ボクシングを10年以上続けています。対人はマスボクシングまでで、当てる事はないですが、読んでいて面白かったです。コロナ4カ月休んでいましたが、再び始めたので、練習に活かしたいと思います。2020/06/20

佐藤嘉洋

6
前に格闘家向けの血液検査をしてもらったドクターの本。 最近、合氣道を習い始めたのだが、この本には合氣道の精神に通ずる描写が科学的に説明されており、理解が深まった。 重力を利用する、反作用させる、地球を味方につける等…。 目線の動きなどは、常日頃から会員さまに伝えていることとほほ同じ。 フィットネスといえども、意識を高めて運動することで、その効果は何倍にも膨らむ。 意識は気であり、氣でもあり、また、宇宙エネルギーでもある。 何だこいつ、頭イカれちまったのか、と笑われそうだが、ええ、私はイカれています。2016/07/10

イッチ

2
空手をやっているので大変参考になった。 重力を利用する。目線の位置や、大腿骨の形から、蹴る場所を工夫する等、新しい視点を持つ事が出来た。 繰り返し読みたい本。2022/04/06

粉っしー

2
格闘技の秘伝のようなものをロジカルに分析した本。素晴らしい。体の動きの話なので、格闘技用としてもスポーツ全般用としても、何度でも読み返す価値のある本。2018/11/05

bang_doll

2
格闘家で医師でもある二重作先生の、医学見地からの格闘技指南書。図解やレントゲン画像を用いて非常に解り易く技の力点やトレーニング方法を解説している。身体能力も落ちてきている今日この頃、格闘技を生涯趣味として続けて行くためにも非常にありがたい書籍である。

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