出版社内容情報
高校数学、大学の微分積分分野について、これだけ! 覚えればいいキモを解説する。
内容説明
ざっくりと…知っておきたい微分方程式!!微分方程式って何?未来や過去を分析!?雨の速度、コンデンサの状態、振動する運動、1階線形微分方程式、完全微分方程式、2階線形微分方程式。微分方程式で日常生活の様々な現象の見方が変わる!
目次
第0章 微分方程式を学ぼう
第1章 運動方程式と微分方程式
第2章 未来や過去を分析する(1)―マルサスの法則
第3章 未来や過去を分析する(2)―ロジスティック方程式
第4章 冷却モデルとは?
第5章 雨の速度を表そう
第6章 コンデンサの状態を表そう
第7章 振動する運動を表そう
第8章 微分方程式を解く
著者等紹介
古山竜司[フルヤマリュウジ]
マスラボ塾長(大阪府高槻市)。大阪府生まれ。九州大学大学院卒業(芸術工学)。数学検定1級(数理技能検定)、ビジネス数学検定1級取得。公益財団法人日本数学検定協会認定のプロA級ライセンスの数学コーチャー&ビジネス数学認定トレーナー。算数・数学を通じて人々を幸せにすることを使命とし、小中高生の指導だけでなく、幼児対象の「英語deMath」や社会人対象の「サイエンスカフェ」「ビジネス数学」などの講座を開講。YouTubeでは1600本を越える無料動画を配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤一臣
5
0章から1章の途中までは、ふんふんという感じで読み進められたが、運動方程式あたりから式が複雑になって、それ以降は皆目理解出来なかった。2章のマルサスモデルの構造はわかるけれども、それを数式で説明された途端、わけがわからなくなった。原理は分かっても使いこなすとなると、大幅な世界の転換がやってきて、自分にはムリだとなる。この世界の転換で、勉強はだいたいつまづくんだよね。原理と活用の隔たりを埋めるような丁寧で誠実な書籍はどこに?2024/03/15
朝ですよね
3
とにかく最重要ポイント(これだけ)に絞って繰り返し解説するという本。2023/11/18
なにがし
1
生物系専攻の、数学ノータッチな自分でもついていけるちょうどいいレベルの本だった。2019/08/02
key-channel
0
微分方程式の参考書だが、実際に理論的に説明しているのは8章のみで、1〜7章は例示で微分方程式を解いている。行間がなく情報量が程よいので読みやすさが際立つ。1〜7章でやったことを8章で理論的に整理するから重ね塗り的に理解できるのは素晴らしい。 私は微分方程式を学習する学生はもとより、数学が得意な物理履修の高校生にも読んでもらいたい。数IIIの知識があれば高校物理の公式の数学的背景を理解できるはずだ。下手に『新・物理入門』のような重厚な参考書に取り組む前に読めば、物理の深い理解につながる。2022/04/03
大倉佑太
0
間違いが多く、分かりやすいときもあるしわかりにくいときがある2022/03/21