メディカルサイエンスシリーズ
よくわかる分子生物学の基本としくみ (第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 479p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798043371
  • NDC分類 464.1
  • Cコード C3047

内容説明

遺伝子、DNAって何だろう?生物と無生物をわけるのは?生命を解き明かすおもしろ講義。分子生物学が楽しくなる入門書。最新情報満載!遺伝子発現の調節エピジェネティクスもスッキリわかる!!

目次

1 プロローグ(ジュラシックパークは可能だろうか?;分子生物学とは何か? ほか)
2 生物は何からできているのだろう?(生命の物質的基盤;たんぱく質とアミノ酸 ほか)
3 生物は細胞からできている(生物は細胞からできている;細胞は細胞膜で覆われた小さな袋である ほか)
4 遺伝子って何だろう?(生命を成り立たせる中心的な分子はタンパク質である;遺伝子としてDNA ほか)
5 遺伝子をコピーする(複製)(複製の特徴;DNA複製のしくみ ほか)
6 遺伝子情報を読み取る(転写)(転写と翻訳の概略(セントラルドグマ)
遺伝子の転写 ほか)
7 遺伝情報を実行する(翻訳)(遺伝情報の翻訳;翻訳のしくみと翻訳調節に関わるいろいろな話 ほか)
8 遺伝子の働きを調節する(発現から見た遺伝子の種類;原核生物の遺伝子発現調節 ほか)
9 エピローグ(遺伝子とは何であったか?;遺伝子に関する最近の進歩 ほか)

著者等紹介

井出利憲[イデトシノリ]
広島大学名誉教授。愛媛県立医療技術大学大学院保健医療学研究科特任教授。専門領域は生物系薬学、分子生物学、細胞生物学。1943年、東京の馬込生まれ。1961年、東京大学入学。1965年、同大学院薬学研究科修士課程入学。1967年、博士課程進学。1970年、博士課程修了(薬学博士)。東京大学医科学研究所ウイルス研究部助手。1974年、アメリカ合衆国フィラデルフィアのテンプル大学医学部へ留学。1977年に帰国。1978年、広島大学医学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おの

4
図書館本。ちょっと踏み込んでみた。膜タンパク質や脂質二重層の話がとても面白かった!核酸あたりから訳分からず…要再読。よくスピ系の話で、新人類はDNAが3重螺旋という話を聞くが、細胞内でDNAが3重螺旋や4重螺旋になることは普通にあるらしい。5重螺旋は聞いたことがないとのこと(本書p108より)。マイナスイオンみたいなトンデモ科学ということか。2020/07/15

清水勇

3
細胞の中でのDNAをはじめとする生物の活動を分子の動きとして、詳細にかつ分かりやすく解きほぐしてくれた本だった。著者は、この本の中で、これでもかというくらいに「生物とは何か」を繰り返し繰り返し問い続けている。多くの生物学の専門用語や、複雑なたんぱく質の作用は、非常にとっつきにくかったが、最後までページを繰り続けることができたのは、著者の生物の凄さを伝えたいという熱い思いなのだろう。我々は人が生物の頂点を無意識に思っているが、ナマコもトンボもそれぞれ生物界の頂点として物語を語れることは驚きだった。2015/10/27

くらーく

2
基本でこれだもんなあ。ごめん、途中からほとんどコラムを中心に読んでいたわ。でも、はじめにに、「とりあえず、ドンドン読み飛ばしてみよう」とあるので、最後までほとんど飛ばし読み。 自分が高校で生物を習ったときとは、随分と変わったんだろうなあ。当時だと、理工系に進む人が多かったが、今なら生物系バイオ系に行きたいと思うかもなあ。いやー、分からないことだらけで。知れば知るほど、分からない事が出てくる感じかねえ。 人間(自分も)体の中で本書で述べられたことが行われているんだねえ。ご苦労さんだねえ。2020/02/29

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