内容説明
再発を繰り返している腰の痛みは元から治せる!年間300人以上の患者を救う名医からのメッセージ。最新治療なら安全・安心!
目次
第1章 旧態依然の治療が患者さんの苦しみを長引かせている(10年間保存治療を続けた挙句、手術は手遅れと言われた患者さん;20年来の脊柱管狭窄症で寝たきりだった患者さんが手術で歩けるように ほか)
第2章 誤解だらけの腰椎変性疾患治療(腰椎変性疾患を根本から治せるのは手術治療だけ;ポイントは術前の診断と十分な神経の除圧 ほか)
第3章 後悔しない治療のために知っておきたい腰椎変性疾患の知識(椎間板ヘルニアや狭窄症、すべり症などに共通する特徴;ぎっくり腰の正体と腰椎椎間板ヘルニアの関係 ほか)
第4章 患者さんの不安を解決する腰椎変性疾患Q&A(腰椎手術の時期は、どう判断したらよい?;医師選びの基準は? ほか)
著者等紹介
佐藤秀次[サトウシュウジ]
医療法人社団浅ノ川金沢脳神経外科病院院長。医学博士。日本脳神経外科学会指導医。日本脊髄外科学会認定医。日本脳卒中学会専門医。1948年北海道十勝生まれ。札幌医科大学卒業後、金沢医科大学脳神経外科講師などを経て、1986年より現職。専門とする脊椎外科では、手術顕微鏡とチューブラーレトラクターを用いたMD法による最小侵襲手術に早くから取り組み、12年間で3000例以上を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モトラッド
7
★★★★ 脊柱管狭窄症と向き合いながら、仕事をしている私にとって、全般的な知識を得られる“バイブル的”な著書。私は、手術も経験しており、その執刀医は、また別のドクター。病状に合わせて、今後の方針を、逐一相談できる先生である。一方の本書は、自分自身の知識を高める意味で、読後も、その都度参照しており、座右の銘といえる。2016/03/23
黒ハリ
2
外科的療法(手術)こそが腰椎疾患を根本的に治すことができるとの立場で書かれている。 椎間板ヘルニアの発生原理についても図解してあってわかりやすかった。 確かに、この本を読んで手術に対するハードルは下がるには下がったが、やはり手術のリスクの方に目がいってしまう。神経の近くにメスを入れるってやはりこわいと思う。 この先生は本当に素晴らしいと思うけど、整形外科、脊椎外科全般のレベルの向上を望む。2017/11/26
myon
1
ブログ「脊椎外科医の戦場」を先に読んでいました。本のほうが簡単にまとまって読みやすいです。遠いので無理ですが、手術前に金沢で診ていただきたかったです。2017/05/29
みやちゃん
1
保存療法か手術か、判断が難しい。2016/06/05
kanae y
0
脊椎の手術について悩みがある人には、とても参考になる良い本だと思います。著者の熱意も感じられます。 わかりやすく明快な説明が書かれているので、担当医に疑問がある場合などには読んでみると良いと思います。 2019/05/22