内容説明
初学者でもはずせない要点をしっかり網羅。
目次
第0章 「生化学」という学問とは
第1章 高校化学の復習
第2章 細胞の構造
第3章 生体分子の構造と機能
第4章 タンパク質の構造と機能
第5章 エネルギー代謝
第6章 物質代謝(糖代謝・脂質代謝)
第7章 物質代謝(アミノ酸代謝・核酸代謝)
第8章 核酸の生化学
著者等紹介
稲垣賢二[イナガキケンジ]
1956年愛知県生まれ。岡山大学大学院環境生命科学研究科教授。京都大学農学部(農芸化学科)卒業後、同大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。京都大学農学博士。専門は、微生物の生産する有用酵素の立体構造と機能の特性解析とその応用(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
erie
4
値段の割にちょっと柔らかすぎたかな…もうちょっとライト層を想定しているのかな。しかし長年触れていなかったことがらを思い出すには良かったと思う。その間に進歩したこともあろう。DNA関連が意外と詳しく書かれていた。代謝について知りたかったが、概観を読めたことで必要な情報にアプローチする際のとっかかりになるだろう。核酸代謝はおそらく学生時代に学んだ記憶がないのでありがたかった。そういえば、植物の記述があまりなかったように思う。2018/10/24
angelooo7
4
自分の身体がエネルギーを消費して活動していることを詳しく知りたいと思い読んだ。ATPなどいま読んでいる呼吸の本と関連する部分などもあり興味深く読めた。だがよく分からない所も多かったので、高校レベルの化学生物からやり直したい。2015/01/05
とねこー
3
なかなか読むのに1週間くらいかかりました! 自分のような初心者、全体的にざっと確認したい中級者には持ってこいなのかな、図もそこそこあります!2019/09/26
Sleipnirie
2
広く浅く抑えてるけど、ちょっと簡潔すぎかもしれない。あと化学結合の前に立体異性体やるなど、構成が少々気になる。2016/12/01
たけ
1
代謝の概観をつかむために読みました。非常によくポイントがまとまっており、ものの数時間でスムーズに代謝のイメージを頭に作れました。解糖系、糖新生、クエン酸回路、電子伝達系、ペントースリン酸経路、脂質代謝、アミノ酸代謝、ヌクレオチド代謝と広く網羅しています。代謝以外にも高校化学の復習、細胞の構造、各生体分子(糖質、脂質、蛋白質)の基本、DNAの複製転写翻訳•修復なども扱っています。2015/04/24
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