内容説明
環境・安全・エネルギーのための基盤技術入門。1・2級土木施工管理技術検定試験副読本としても役に立つ!
目次
生活の中の土木技術
いろいろな社会基盤施設
インフラをつくる材料
構造物の働く力
土と構造物
都市環境とまちづくり
河川と水の動き
水辺空間とアメニティ
上下水道と都市環境
都市の廃棄物
自然環境の保全
都市の緑化、屋上緑化、壁面緑化
防災への取り組みと技術
土木事業の情報収集と分析
建設産業と建設マネジメント
著者等紹介
五十畑弘[イソハタヒロシ]
1947年東京生まれ。1971年日本大学生産工学部土木工学科卒業。博士(工学)、技術士、土木学会特別上級技術者。日本鋼管(株)で橋梁、鋼構造物の設計・開発に従事。JFEエンジニアリング(株)で主席兼空港プロジェクトマネジャー。2004年日本大学生産工学部教授。土木学会出版文化賞選考委員会委員長、土木学会土木史研究委員会副委員長、文化庁文化審議会専門委員、国交省首都国道/千葉国道総合評価委員、東京都文化財保護審議会委員ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たくや
13
土木技術全般をざっと学習用。政府統計データの出所一覧あり。モルタルとコンクリートの違いを初めて知った。2024/09/25
みかん。
6
記録に残された我が国の最初期の大規模な土木事業は日本書紀に記録された仁徳天皇即位十一年(323年)大阪淀川の東岸における茨田堤(堤防)と現在の天満川における堀(放水路)の建設を行った事業だと考えられています。2024/05/22
閑
4
インフラの種類、材料や力学の話から上下水道・廃棄物処理、環境、防災まで土木工学に関連する様々な分野の話をつまみ食いするのにちょうど良かった。ただ文系の私には力学の話や数式が出てきた瞬間ものすごい眠気に……(笑)欲を言えばカラーの写真や、実例の紹介をもっと増やしてほしかったかも。2017/05/29
みかん。
3
環境アセスメントや多自然工法等について述べています。2025/03/23
ツカモトカネユキ
2
2014年発行。図解入門シリーズなので、図、写真も多く見た目にも理解しやすく、土木施工管理技術検定の副読本へお薦めとあるだけ広く網羅してます。掘り下げるための参考図書の紹介もあり、基本的な教科書としての役割を果たしてくれます。ただ、現在まで最新刊が出ておらず、発行から11年目となるとさすがに最新は厳しいと感じます。基本と仕組みは変わりませんが、取り巻く状況を含めてこの10年間の出来事に照らし合わせることが、そろそろ必要かと感じました。2025/02/02