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内容説明
ビジネス・社会を革新する“電気のインターネット”。新・電力供給システムをやさしく図解!
目次
第1章 スマートグリッドとは
第2章 スマートメーター
第3章 発電・送配電の歴史
第4章 分散型エネルギーとスマートグリッド
第5章 北米の電力供給構造とスマートグリッド
第6章 欧州の電力供給構造とスマートグリッド
第7章 日本の電力供給構造とスマートグリッド
第8章 新興国などのスマートグリッド
第9章 日本へのスマートグリッド導入に向けて
第10章 10年後のスマートグリッド
著者等紹介
山藤泰[サントウヤスシ]
関西学院大学大学院総合政策研究科客員教授/YSエネルギー・リサーチ代表。1961年東京大学法学部卒業、同年大阪ガス(株)入社。1966年から1年間、フルブライト留学生としてミシガン大学経営学大学院。ロンドン事務所長、国際部長、エネルギー・文化研究所長を歴任。2001年同社を退職し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sakie
8
電気業界がこの先どのように変化するかを考察するために。スマートグリッドとは、電力送配電のデジタル化による需給制御を指す。発送電分離、電力自由化、スマートメーター普及、HEMS/BEMS。ここまでは既に実現した。皮肉にも原発停止がシステム変革を急速に後押ししたように見える。特に使用電力の可視化は熟成期間に入った。ここからは蓄電池、スマートコミュニティからマイクログリッドまで進むと期待したい。大型インフラな高圧直流送電は疑問だ。エネルギー政策だけでなく環境対策の部分が日本でも進むかがポイントになりそうだ。2018/07/07
現実的楽観主義
1
電力事業者と消費者の間の双方向コミュニケーションを実現するスマートメーター。各家庭に導入された電気自動車が蓄電池として機能してピークカットが可能になる。もっと広域で大容量の電力融通をできるようにすることが、再エネをより多く受け入れるために重要らしい。送電ロスの小さい高圧直流送電が技術的に可能になっている。2017/11/07
tanauu
1
世界で最も安定した電力を供給していた日本が東日本大震災で発電能力不足に陥った現状を立て直すためには日本全体にスマートグリッドをいち早く導入し低炭素社会を実現する道に歩みを進めるべきであると感じました。2014/11/22
鍵
0
体系的ではないはが、初学者の読み物としては良い
mita
0
電力や電気の事をもっと学ぶ2015/02/22