内容説明
元格付け会社勤務の著者によるベーシックでディープな金融講座。プライベートエクイティから欧州債務危機、高頻度取引までグローバル金融の最前線を解説。相場用語、証券決済関連用語からリスク管理用語まで日英完全網羅。
目次
1 Value価値―交換できる価値、交換できない価値
2 Time時間―元手は子供を産み、そして孫が生まれる
3 Riskリスク―買わない宝くじは当たらない
4 Investment投資―リターンが命
5 Leverageレバレッジ―梃子とはさみは使いよう
6 Transparency透明性―バザール経済とアナリスト
7 Liquidity流動性―潮の満ち干のように
8 Sizeサイズ―大きすぎてつぶせない
9 Market市場―虚と実の絡み合い
10 Credit Rating信用格付け―格付け物語‐ムーディーから現代まで
著者等紹介
下山明子[シモヤマアキコ]
1967年生まれ。フィナンシャルアナリスト。早稲田大学政治経済学部、パリ政治学院卒。日本公社債研究所(現格付投資情報センター)、パリ興銀(現みずほフィナンシャルグループ)、BNPパリバ、新生証券で、債券格付け業務、欧州株セールス業務、債券セルサイドアナリスト業務、リスク管理業務などに携わる。現在、チャブグループのフェデラル・インシュアランス・カンパニー勤務。公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
4
外から眺める者が金融業界を理解する為に必要な用語集。巷に溢れる中から手に取った1冊。無味乾燥な用語説明だけでなく、「透明性」や「流動性」等10トッピックに分類し、それぞれ俯瞰出来るように、金融ビジネスにおける独特な概念を歴史的な背景を含め、身近な例を挙げながら解りやすく解説。大きな森(概念)を示し、木々(用語)を一つずつ説明しているので頭に入りやすい。と言いつつ、後半段々と難しくなってくる。と言うより一度には情報過多かな。後は関連書を読んだり使って定着させるしかないだろう。参照用に手元に置いておこう。2019/06/20
uz
1
金融ビジネス用語を英語で知りたい方にはオススメ。2013/07/29
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- 電子書籍
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