内容説明
その組立を外注化すると利益は増えるのか?検査の強化は利益アップにつながるか?在庫品で短納期要求に対応するべきか?次々に起こる問題の対処には「短期的な意思決定」を日々行う必要があります。
目次
1 製造業の意思決定プロセスとは何か
2 製造現場の仮説検証プロセス
3 購買部門の仮説検証プロセス
4 開発部門の仮説検証プロセス
5 営業部門の仮説検証プロセス
6 管理部門の仮説検証プロセス
7 経営者の仮説検証プロセス
著者等紹介
堀口敬[ホリグチタカシ]
1950年北海道生まれ。中小企業診断士。1972年室蘭工業大学を卒業後、沖電気工業(株)に入社し、ファクシミリとプリンターの開発を行う。1994年から原価企画部門責任者として「原価管理、原価企画、部品メーカーへのコストダウン指導」を行う。2003年に独立し、堀口ビジネスコンサルティングを設立する。「原価管理、原価企画、コストダウン」専門のコンサルタントとして、自動車・電機・設備・機械加工メーカーなど53社へ企業内研修と経営指導を行っている。また、国内外176社への経営診断を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ノンミン
2
本書は、製造業における意思決定プロセスを具体的なケーススタディを通じて解説しています。32の具体的なケースを通じて、各部門での意思決定の落とし穴や成功のポイントを学べる点が良いと思います。特に、実践的なケーススタディや意思決定の「7つの落とし穴」の解説が、理論と実務のバランスを保ちながら提供されており、初心者から経験豊富な専門家まで幅広い層に適していると思います。2024/12/07
凸凹
0
より有利な状況に導くために製造現場が日常的に行っている意思決定手法である仮説検証プロセスを製造、購買、開発、営業、管理、経営といった部門別にわかりやすく解説している。生産管理の本を読んだのは今回が初めてだったが、実用的な内容で、生産管理を知らない人でもスラスラと読める本だと思う。2013/05/29
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