内容説明
暮らしをとりまく音と響の物理、生理、心理、アート、テクノロジィが、この一冊で「音」のすべてがわかる。
目次
音の物理学―音に関する基礎知識
聴覚の仕組み―「聞く」ためのメカニズム
音の大きさ―音のチカラを伝える性質
音の高さ―音楽を伝える性質
音色―音の感性を伝える性質
音の空間性―3D空間での音の機能
音のエンジニアリング―テクノが担う音の伝達
環境の音―音がつくる環境、文化、社会
楽器の音―音楽を作り出す道具
音楽制作―現代における音の錬金術
映画やテレビの音―画竜点睛は「音」だった
音のデザイン―音が支える豊かな社会
著者等紹介
岩宮眞一郎[イワミヤシンイチロウ]
九州大学大学院芸術工学研究院教授。九州芸術工科大学専攻科修了、工学博士(東北大学)。九州芸術工科大学芸術工学部音響設計学科助手、助教授を経て、教授。2003年10月、九州大学との統合により現職。専門領域は、音響工学、音響心理学、音楽心理学、音響生態学。音の主観評価、音と映像の相互作用、サウンドスケープ、音のデザイン等の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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