内容説明
「禁欲」と「勤勉」こそが資本主義の本質だった!改題「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」。資本主義の本質理解から現代を俯瞰できる!宗教社会学の基礎と射程範囲がよくわかる!ウェーバー史学の特徴と神髄がよくわかる!資本主義発生の心理的メカニズムがわかる。
目次
第1章 ウェーバーとは何者か?
第2章 ウェーバーの社会経済史学
第3章 宗教改革のインパクト
第4章 近代資本主義の精神的系譜
第5章 禁欲倫理と天職義務
第6章 自立する資本主義の精神
第7章 ウェーバーから現代への問い
著者等紹介
松田裕之[マツダヒロユキ]
関西大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学)。松商学園短期大学、産能短期大学能率科、放送大学諏訪地区学習センター、関西学院大学、甲子園大学で講義の傍ら、日本・アメリカの人事労務管理、労働史、情報通信史、近現代史に関する研究・執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dou
5
ウェーバーは「プロテスタントと資本主義には密接な関係があるのだ!☝️」と説いたお方。そして「資本主義の本質は禁欲にある!⚠️」と。普通に考えれば、強欲→資本主義な気がするが、全く逆なのである。ウェーバーの考えは「真面目に働く人が救われるから、せっせと働いてお金を稼ぐ。→稼いだお金を享楽に使っちゃいけない。→さらに資本を生み出すことに尽力する。」というものである。なるほど確かに筋は通る。本書はウェーバー入門として、わかりやすい。「プロ倫」も次読む。2019/09/05
くるみ
0
図で、プロ倫の前提知識や内容をわかりやすく理解できる。頭の中を整理できた。プロ倫の副読本としては最適と思う。2014/12/04
-
- 和書
- 言語聴覚士のための心理学