内容説明
「生きている」ってどういうこと?とっても身近なゆるゆる生理学。
目次
生きるしくみ
血液が体をめぐるしくみ(循環系と血液)
息をするしくみ(呼吸系)
ごはんを食べるしくみ(消化器系)
栄養のしくみ(栄養と代謝)
おしっこのしくみ(腎泌尿器系)
脳のしくみ(脳神経系)
温かみのしくみ(体温)
感じるしくみ(感覚系)
動くしくみ(筋肉)
ホルモンのしくみ(内分泌系)
年をとること(老化)
体のしくみ(細胞・全身)
皮のしくみ(皮膚)
くすりのこと
著者等紹介
當瀬規嗣[トウセノリツグ]
札幌医科大学医学部細胞生理学講座教授。1959年2月10日生まれ。1984年北海道大学医学部卒業。1988年北海道大学医学部助手。1994年札幌医科大学医学部助教授。1998年札幌医科大学医学部教授。2006年札幌医科大学医学部長(任期2010年3月まで)。専門分野は心臓電気生理学、イオンチャネル学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kera1019
7
元々が新聞のコラムなので対象が広い分、栄養素や細胞、組織など難しい事よりも、シンプルに「生きている」しくみについて分かり易く書かれてあるので、楽しくて読めました。2014/06/05
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
6
数年積んでたやつ。2010年初版発行。「好きになる生理学」https://bookmeter.com/reviews/68184046 に続いて読了。▼1ページ1トピックで、ゆるゆるエッセイ風な感じ。「いちばんやさしい」のは間違いないけど、易しすぎて、勉強に使うには物足りないかも。▼妙にユーモラスな語り口がおもしろかった。イラストも可愛らしくて好き。内容的には、生活の身近なところと、身体機能の関わりを切り口にしてて、なるほどと思うところが多数あった。2017/11/28
和草(にこぐさ)
6
「生きる」しくみ。自分の身体の中でおきていること。人間の身体はとてつもなくできている。改めて自分の身体に感謝。2013/04/19
アルカリオン
4
新聞の経済面で見かける「カンフル剤」の「カンフル」とは、楠からとられる樹脂である樟脳のこと。カンフルは消毒剤や防虫剤としてトイレやタンスに使われていたほか、心臓の力を強くする作用があるとされ、心臓が弱った人に注射をする治療が広く行われていた。しかし、現在の医療現場ではカンフル剤は全く使われていない。20数年前の時点で、医学部の教科書にも記載されていなかった。カンフル剤よりはるかに有効な薬がたくさんつくられたことに加えて、カンフル剤の効き目自体にも疑問が出たためである。(p186)2018/05/13
神城冥†
4
体の一つ一つのしくみや役割を簡単丁寧に説明。イラストもコミカルタッチで可愛い。知らなかったこともあってためになった。これからも健康に気をつけて一日一日を大切に過ごしていきたい。2013/12/20
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- 和書
- イエローバードさん