内容説明
証券化ビジネスの実際と可能性。何を証券化商品にできるのか。証券化とファイナンス理論の基本。不動産証券化と活用事例いろいろ。資金調達だけで終わらせないための手法も解説。
目次
第1章 証券化とは何なのか(証券化の可能性―証券化が注目されるわけ1;間接金融から直接金融へ―証券化が注目されるわけ2 ほか)
第2章 証券化のもととなるファイナンス理論(会計はデータ処理、財務は意思決定―会計的考え方とファイナンス的考え方1;証券化に関わるファイナンス理論―会計的考え方とファイナンス的考え方2 ほか)
第3章 代表的な証券化事例としての不動産証券化(不動産の証券化;まずは住宅金融から ほか)
第4章 証券化の可能性(証券化の可能性と証券化の事例;銀行不良債権処理 ほか)
第5章 証券化手法の活用の課題(資金の出し手と受け手の基本姿勢;投資家の自己責任原則の確立―投資家の視点から1 ほか)
著者等紹介
小笠原宏[オガサワラヒロシ]
1959年東京生まれ。慶応義塾大学大学院経済学研究科後期博士課程修了。英国ミッドランド銀行(現HSBC)東京支店勤務、(株)ニッセイ基礎研究所非常勤研究員、米国ヴァージニア大学ダーデン経営大学院訪問研究員を経て、神戸流通科学大学商学部専任講師。現在は同教授(中内ビジネス・スクール講師兼務)。英国ウエールズ大学経営大学院大阪校アカデミックダイレクター兼務
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