近代日本の世界体験―新渡戸稲造の志と拓殖の精神

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797986648
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C1021

内容説明

近代日本は、西洋列強のアジア進出に対応して「自国の安全」と「東アジアの近代化」を図ろうとした。だが、その夢は挫折し、いまだに敗戦の後遺症から立ち直れないでいる。物が溢れる中で精神の荒廃が進む日本人に、今求められているのは「人間としての品格」であり、しっかりとした歴史観に支えられた「現代的教養」である。いまこそ「武士道」精神に学び、世界から信頼され、尊敬される日本人にならなければならない。本書では、日清・日露戦争から日米戦争に至る歴史の潮流を明らかにし、戦後の日本は何を得て、何を失ったかを問う。

目次

第1章 日清戦争とは何だったのか
第2章 台湾の近代化と日本
第3章 世界史を変えた日露戦争
第4章 大学制度の拡充と拓殖大学
第5章 アジアへの眼差し
第6章 満州事変の勃発
第7章 支那事変の泥沼
第8章 大東亜戦争への道
第9章 断絶を乗り越えて
第10章 武士道に学ぶ

著者等紹介

草原克豪[クサハラカツヒデ]
1941年、北海道生まれ。東京大学教養学部卒業。文部省に入り、コーネル大学経営行政大学院留学、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)勤務を経て、文部省大臣官房人事課長、大臣官房審議官(高等教育局担当)、生涯学習局長を歴任。1997年から拓殖大学北海道短期大学学長・拓殖大学副学長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

5
今までに知らない世界を知ろうとする。それは非常に刺激的なことではある。上手く出来るかどうかは誰も保証できないことではあるものの、それが熱意を妨げる要素とはならない。寧ろ、その先に広がる未来を願っているからこそより熱心に開拓しようと志して進む。2015/12/23

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