インターナショナル新書<br> AIなき世界に戻れるか?―物理学者、17の思考実験

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インターナショナル新書
AIなき世界に戻れるか?―物理学者、17の思考実験

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681444
  • NDC分類 404
  • Cコード C0242

出版社内容情報

AIが人類の存在を脅かしたらどうする?
私たちはこの宇宙をどこまで理解できる?
大きなテーマを軽やかに綴る科学エッセイ。

「AIが人類の存在を脅かしそうになったら、電源を引っこ抜くかハンマーで壊してしまえばいい」という過激な意見がある。だが実際、AIのない世界は実現可能だろうか? AIの氾濫という現代的なテーマから、この宇宙が法則に支配されていることの不思議をマルチバース宇宙論から読み解こうとする根源的な試み、あるいは、アインシュタイン、シュレーディンガーなど著名な物理学者のスキャンダルにいたるまで、自由な発想とユーモラスな文体で読む者をわくわくさせる17篇のエッセイ。

【目次より】
AIなき世界に戻れるか?
我々は宇宙人をどこまで理解できるのか
ラマヌジャンマシーン
物理学者は自由だ
マルチバースとしてのメタバースをめぐるメタな考察
アインシュタインは本当に「人生最大の失敗」と言ったのか
火星と宇宙植物学
眠れなくなる桁の桁の話
ブラック天文学、24時間戦えますか
中国と三体問題
基礎科学とヘッジファンド
ウウウウウウーーーUFO
フラットアーサーの言い分
「わかる」という意味
門前のAI習わぬ経を読む
世界を切り刻む科学とありのままに愛でる科学
土佐から望む宇宙の果て

【著者略歴】
須藤 靖(すとう・やすし)
高知工科大学特任教授。1958年、高知県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(理学博士)。宇宙物理学、特に観測的宇宙論と太陽系外惑星が専門。東京大学大学院理学研究科物理学専攻教授を経て現職。
著書に『一般相対論入門』(日本評論社)、『ものの大きさ』『人生一般ニ相対論』(東京大学出版会)、『この空のかなた』(亜紀書房)、『不自然な宇宙』(講談社ブルーバックス)、『宇宙は数式でできている』『宇宙する頭脳』(共に朝日新書)など多数。

内容説明

AIが人類の存在を脅かし始めたとき、私たちはAIなしの世界に戻ることができるのか?80年近く前に数学者チューリングが問うた「機械は思考できるか」という根源的疑問に立ち戻り、AIと共生する未来を探っていく。また、この宇宙が例外なく法則に支配されている理由を求め、その不自然さを説明できるマルチバース宇宙論について綴る。さらにアインシュタイン、シュレーディンガーら著名な物理学者の知られざる人生など、自由な発想とユーモアで世界の本質を描く科学エッセイ集。

目次

AIなき世界に戻れるか?
我々は宇宙人をどこまで理解できるのか
ラマヌジャンマシン
物理学者は自由だ
マルチバースとしてのメタバースをめぐるメタな考察
アインシュタインは本当に「人生最大の失敗」と言ったのか
火星と宇宙植物学
眠れなくなる桁の桁の話
ブラック天文学:24時間戦えますか
中国と三体世界
基礎科学とヘッジファンド
ゥゥゥゥウウーーーUFO!
フラットアーサーの言い分
「わかる」という意味
門前のAI習わぬ経を読む
世界を切り刻む科学とありのままに愛でる科学
土佐から望む宇宙の果て

著者等紹介

須藤靖[ストウヤスシ]
高知工科大学特任教授。東京大学名誉教授。1958年、高知県安芸市生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(理学博士)。宇宙物理学、特に観測的宇宙論と太陽系外惑星が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クリママ

39
著者は宇宙物理学者。東京大学出版会の月刊誌に掲載された中の17編。ユーモアと自虐さえある文章。「AIが人類の存在を脅かしそうになったら、電源を引っこ抜くかハンマーで壊してしまえばいい」という解決策を主張する高年齢者が少なくない。…AIという単語から想像される実態に対する解釈の違いが大きいことにも気づかされた。とあったが、高年齢者の一人として、専門の学者が推測すればこうなるのかと、SFもぶっ飛ぶ未来予想に驚く。AIなしには何もできない人間を再生産する依存社会。便利と快適さを追い求めた末の未来は恐ろしい。2024/12/26

tetsu

13
★5 これはいい。物理学者の本だけどとても読みすくユーモアにあふれている。本文以外の注記がまたいい味を出している。知的好奇心をくすぐる高知県愛溢れるお勧めの一冊。今年まだ2か月半残っているけれどいまのところ間違いなく今年一番の本でした。2024/10/19

はやたろう

11
タイトルにひかれて読みましたが、17ある過去記事のまとめ本で、その1つとしての記事でした。なので何もわかりません。ほかの記事も物理学者目線で、よくわからないことだらけ。2025/03/07

鬼山とんぼ

8
面白い。現代版の徒然草のたぐいと感じた。お茶大の哲学教授土屋賢二の本と読後感が非常に似ているが、物理学とか哲学などそこはかとない対象に向かいてひねもす思いをめぐらしていると、あやしうこそ物狂おしくなって心に移り行くよしなし事を書きなぐらねば収まりがつかなくなったのだろうと同情する。内容は専攻分野に沿ったユーモア系娯楽読み物と思えるのだが、なぜか中央区の立派な図書館では土屋氏のものは哲学の棚に、須藤氏のものは自然科学の棚に置かれていた。図書館員は内容を確認せずに並べているのだな。同年生まれ同窓生のボヤキ。 2025/03/02

奏市

8
著者の本は3冊目だが、以前に増して益々面白く感じた。所々皮肉がきついユーモアやニッチな小ネタで笑わされもする。たまにこうして宇宙とか世界とか(マルクス・ガブリエルは世界は存在しないと言っているが)について考えるのも楽しい。頭痛くなるが。脳科学者が自由意志と思えるものも全て脳の単なる反応に過ぎないみたいなこと書いていたが、宇宙メタバース論で説明される上位の宇宙でプログラムされたのが我々の宇宙という話と繋がる。ドイツ人の国民性とかも参考になる。パンの注文で1つと人差し指立てると親指立てろと躾けてくるとか。2025/02/03

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