出版社内容情報
AIが人類の存在を脅かしたらどうする?
私たちはこの宇宙をどこまで理解できる?
大きなテーマを軽やかに綴る科学エッセイ。
「AIが人類の存在を脅かしそうになったら、電源を引っこ抜くかハンマーで壊してしまえばいい」という過激な意見がある。だが実際、AIのない世界は実現可能だろうか? AIの氾濫という現代的なテーマから、この宇宙が法則に支配されていることの不思議をマルチバース宇宙論から読み解こうとする根源的な試み、あるいは、アインシュタイン、シュレーディンガーなど著名な物理学者のスキャンダルにいたるまで、自由な発想とユーモラスな文体で読む者をわくわくさせる17篇のエッセイ。
【目次より】
AIなき世界に戻れるか?
我々は宇宙人をどこまで理解できるのか
ラマヌジャンマシーン
物理学者は自由だ
マルチバースとしてのメタバースをめぐるメタな考察
アインシュタインは本当に「人生最大の失敗」と言ったのか
火星と宇宙植物学
眠れなくなる桁の桁の話
ブラック天文学、24時間戦えますか
中国と三体問題
基礎科学とヘッジファンド
ウウウウウウーーーUFO
フラットアーサーの言い分
「わかる」という意味
門前のAI習わぬ経を読む
世界を切り刻む科学とありのままに愛でる科学
土佐から望む宇宙の果て
【著者略歴】
須藤 靖(すとう・やすし)
高知工科大学特任教授。1958年、高知県生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(理学博士)。宇宙物理学、特に観測的宇宙論と太陽系外惑星が専門。東京大学大学院理学研究科物理学専攻教授を経て現職。
著書に『一般相対論入門』(日本評論社)、『ものの大きさ』『人生一般ニ相対論』(東京大学出版会)、『この空のかなた』(亜紀書房)、『不自然な宇宙』(講談社ブルーバックス)、『宇宙は数式でできている』『宇宙する頭脳』(共に朝日新書)など多数。
内容説明
AIが人類の存在を脅かし始めたとき、私たちはAIなしの世界に戻ることができるのか?80年近く前に数学者チューリングが問うた「機械は思考できるか」という根源的疑問に立ち戻り、AIと共生する未来を探っていく。また、この宇宙が例外なく法則に支配されている理由を求め、その不自然さを説明できるマルチバース宇宙論について綴る。さらにアインシュタイン、シュレーディンガーら著名な物理学者の知られざる人生など、自由な発想とユーモアで世界の本質を描く科学エッセイ集。
目次
AIなき世界に戻れるか?
我々は宇宙人をどこまで理解できるのか
ラマヌジャンマシン
物理学者は自由だ
マルチバースとしてのメタバースをめぐるメタな考察
アインシュタインは本当に「人生最大の失敗」と言ったのか
火星と宇宙植物学
眠れなくなる桁の桁の話
ブラック天文学:24時間戦えますか
中国と三体世界
基礎科学とヘッジファンド
ゥゥゥゥウウーーーUFO!
フラットアーサーの言い分
「わかる」という意味
門前のAI習わぬ経を読む
世界を切り刻む科学とありのままに愛でる科学
土佐から望む宇宙の果て
著者等紹介
須藤靖[ストウヤスシ]
高知工科大学特任教授。東京大学名誉教授。1958年、高知県安芸市生まれ。東京大学理学部物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了(理学博士)。宇宙物理学、特に観測的宇宙論と太陽系外惑星が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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