インターナショナル新書<br> 昆虫カメラマン、秘境食を味わう―人は何を食べてきたか

個数:
電子版価格
¥858
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

インターナショナル新書
昆虫カメラマン、秘境食を味わう―人は何を食べてきたか

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月01日 02時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681338
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「ジャポニカ学習帳」の表紙を飾る多彩な昆虫や植物を撮影してきたカメラマン、山口進。撮影の旅の先々での知られざるエピソードとともに、現地の個性的な食文化を紹介していくショートエッセイ。
見たこともない昆虫や植物の姿をフィルムに収めるため、駆け巡った世界各地の秘境。自然による予期せぬ災難、ちょっとイリーガルな潜入取材、空振りに終わった取材がきっかけで出会った病みつき食材の話など、便利な文明生活の中では起こり得ない冒険譚と、秘境ならではの食事が交錯していく。
見た目の悪いヨーグルト、タガメの香辛料、おかずがわりのトウガラシ……。思いがけない食文化へのカルチャーショックが、現地で出会った人々の暮らしに潜む悲喜こもごも、食の形成と歴史の関係、自然界の巧妙さなどと結びつく。
「集英社クオータリー kotoba」で5年にわたり連載され、好評を博した「人は何を食べてきたか」の新書化。連載時に使用できなかったものも含め、100点を超える貴重な写真も掲載する。

【目次より抜粋】
第1章 香料諸島をゆく ――パペダの魅力
第2章 ザイール川をゆく ――マニオクの力
第3章 ニューギニア高地をめぐる ――辺地のサツマイモ食
第4章 ベトナム山岳地帯を歩く ――美しい棚田とコメ事情
第5章 メキシコの宝・バニラ ――頭のハチがもたらしたもの
第6章 スマトラの僻地を歩く ――シナモンは毒の香り
第7章 国を挙げるに値した香り ――黄金のスパイス、丁子
第8章 ウォレスの足跡をたどる ――贅沢へ誘うナツメグの香味
第9章 最もシンプルな食事 ――最後のおかずはトウガラシ
第10章 コイコイ族のパンとバター
第11章 メンダーは母の味
第12章 悪魔の囁(ささや)き、テンペ中毒
第13章 天空のヨーグルト
第14章 ウチワヤシの宴
第15章 孤島のヤシ
第16章 マリポサの漁
第17章 ジャガイモの力と人間の叡智
第18章 奴隷に支えられた不思議な食べ物
第19章 悪臭が芳香に変わる時、テラシ
第20章 胡椒を食べる

【著者略歴】
山口 進(やまぐち・すすむ)昆虫植物写真家。1948年、三重県生まれ。大分大学経済学部卒業。「花と昆虫の共生」をテーマに世界各地で取材や撮影をした。NHK『ダーウィンが来た』などのテレビ番組に出演。『地球200周! ふしぎ植物探検記』(PHPサイエンス・ワールド新書)、『珍奇な昆虫』(光文社新書)など、知られざる昆虫や植物を紹介する著書多数。『万葉と令和をつなぐアキアカネ』(岩崎書店)で、第61回(2021年度)日本児童文学者協会賞を受賞。

内容説明

「ジャポニカ学習帳」の表紙をはじめ、珍しい昆虫や植物の写真で人々を驚かし、感動させてきたカメラマン・山口進。その作品群は多くの人が知るところだが、撮影で訪れた先々でのエピソードは、あまり語られることはなかった。笑えるエピソードから緊張の事件、歴史に思いを馳せる出来事など、毎回バラエティに富んだ話が、秘境で出会った衝撃の食文化を中心に語られていく。「集英社クオータリーkotoba」の連載を貴重な写真とともに再編集

目次

第1章 香料諸島をゆく―パペダの魅力
第2章 ザイール川をゆく―マニオクの力
第3章 ニューギニア高地をめぐる―辺地のサツマイモ食
第4章 ベトナム山岳地帯を歩く―美しい棚田とコメ事情
第5章 メキシコの宝・バニラ―一頭のハチがもたらしたもの
第6章 スマトラの僻地を歩く―シナモンは毒の香り
第7章 国を挙げるに値した香り―黄金のスパイス、丁子
第8章 ウォレスの足跡をたどる―贅沢へ誘うナツメグの香味
第9章 最もシンプルな食事―最後のおかずはトウガラシ
第10章 コイコイ族のパンとバター
第11章 メンダーは母の味
第12章 悪魔の囁き、テンペ中毒
第13章 天空のヨーグルト
第14章 ウチワヤシの宴
第15章 孤島のヤシ
第16章 マリポサの漁
第17章 ジャガイモの力と人間の叡智
第18章 奴隷に支えられた不思議な食べ物
第19章 悪臭が芳香に変わる時、テラシ
第20章 胡椒を食べる

著者等紹介

山口進[ヤマグチススム]
昆虫植物写真家。1948年、三重県生まれ。大分大学経済学部卒業。「花と昆虫の共生」をテーマに世界各地で取材や撮影をした。『万葉と令和をつなぐアキアカネ』(岩崎書店)で、第六一回(二〇二一年度)日本児童文学者協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pohcho

59
ジャポニカ学習帳の表紙で有名なカメラマンのエッセイ。南米、アフリカ、東南アジアなどの赤道周辺へ旅をして、現地で味わったさまざまな秘境食を紹介されている。トウガラシに洗面器いっぱいのご飯には驚き。タイの売春婦の女性が食堂に案内してくれた話はドラマのよう(タガメの香辛料ってどんな味なんだろう?)テンペでお腹を壊したり、ヤクのヨーグルトで下痢が治ったり、本当にいろんなところに行っていろんなものを食べられていてすごいし、胃腸が強いんだなあと思う。あの学習帳の写真の裏にこんな旅があったのかと思うと感慨深い。2024/01/24

CTC

8
集英社インターナショナル新書23年12月の新刊。著者はジャポニカ学習帳の表紙で知られる昆虫植物写真家。初出は季刊で随筆を集める“集英社クオータリーkotoba”。あの強烈な表紙を40年、1,400カット以上担当した秘訣は何か。時に狙った花に出会うまで15年掛かることもあったし、治安の悪い地域にも分け入って粘り強く撮影する。機材は何十キロにもなり、現地の方の手助けが必須となる。「人に優劣をつけずに分け隔てなく接し」現地の方と同じものを愉しく食せる包容力と論文を貪るように読み込む勉強熱心さがあったそうだ。2024/03/17

takao

5
昆虫食というわけではない。2024/04/08

niz001

3
たぶん写真家の中で自分が最も作品を見たであろう著者。香辛料が多い。2024/02/08

dokusyotyu24

2
昆虫カメラマンである著者が世界各地の農村部で食してきた食べ物を紹介するエッセイ。季刊誌に連載していたものだそうで、短いエッセイが20本収録されている。写真も多数。ただしモノクロ。タイトルには秘境食とあるがコメやジャガイモなど身近な食物も多く紹介されている。スパイスについても多く取り上げられており読んでいて楽しい一冊。2024/02/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21641457
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。