インターナショナル新書<br> 戦国ラン―手柄は足にあり

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インターナショナル新書
戦国ラン―手柄は足にあり

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681024
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0221

出版社内容情報

合戦の舞台を、歴史小説家がひた走る!
「手柄は足にあり」という上杉謙信の言葉の通り、戦国時代を生きた人々はとにかく歩き、そして走った。戦国武将たちが駆け抜けた戦いの道を、歴史小説家が実際に走り、武将達の苦難を追体験する。彼らは何を思い、そして願いながら、戦場をひた走ったのか? 合戦の現場を足で辿ることで、文献史料を読むだけでは分からない、武将と戦いの実像が見えてくる!?

――第1章より
戦国ラン、第1走目は「大坂夏の陣」でいくことにした。夏の陣のクライマックス、慶長20年(1615)5月7日の「天王寺・岡山の戦い」において、真田信繁(幸村)が徳川家康本陣に突撃したルートを実際に走ってみるのだ。
この戦いを取り上げた理由だが、信繁による家康本陣切込みは、戦国最後の見せ場であり、戦場の上町台地は大阪在住の私にとって土地勘のある場所である。また、狭隘な台地上で争った岡山・天王寺の戦いなら走るルートが短くてすむ。なんといっても大して運動経験のないアラフォー。いきなり、佐々成政の「さらさら越え」なんかにチャレンジすると、死にかねない。それに今回の企画は走ることだけでなく、ルートを突き止めることも重要なポイントとなる。

――目次より抜粋
第1章 大坂夏の陣
実は幻なのか? 信繁による家康本陣突撃/街道の分捕り合戦/西軍最後の防衛線 清麻呂の運河跡/迷子になったのは誰か?/戦場は天王寺駅/家康本陣が崩れた場所/家康はどこまで逃げたのか/信繁、終焉の地へ
第2章 本能寺の変
報告上手な冷血漢、光秀/古代の道、中世の道/首塚大明神から沓掛へ/光秀の決断の地/悪女のような京都/信長の油断/ついに本能寺へ、その現在の姿は…
第3章 石山合戦
ツーといってドン/軍隊はなぜ真っすぐ進めないのか/環濠都市、萱振/商人の街、平野/住吉大社/熊野街道/遠回りの理由
第4章 桶狭間の戦い
開けっ広げな清洲の町/海の底だった名古屋/「あるかぎり走りまどひ過ぎた」信長/郷土防衛戦争だった桶狭間/計画外の行動をした義元?/夜になってゴールした桶狭間古戦場公園
第5章 川中島の合戦
川中島の名の由来/攻防一体の名城、海津城/天然の要塞/海津城から妻女山へ/十二ヶ瀬から千曲川を渡る/明けてびっくり!眼前に敵/英雄一騎打ちへ/残業6時間15分の戦い

【著者略歴】
黒澤はゆま(くろさわ はゆま) 歴史小説家。1979年、宮崎県生まれ。著者に『戦国、まずい飯!』(インターナショナル新書)、『劉邦の宦官』(双葉社)、『九度山秘録』(河出書房新社) 、『なぜ闘う男は少年が好きなのか』(KKベストセラーズ)などがある。好きなものは酒と猫。

内容説明

合戦の舞台を、歴史小説家がひた走る!「手柄は足にあり」というのは上杉謙信の言葉だが、戦国時代の人々はとにかく歩き、走ることで戦いの中を生き延びた。戦国武将たちが駆け抜けた戦いの道を、歴史小説家が実際に走り、武将達の苦難を追体験する。彼らは何を思い、そして願いながら、戦場を走ったのか?合戦の現場を足で辿ることで、文献史料を読むだけでは分からない、武将と戦いの実像が見えてくる!?

目次

第1章 大坂夏の陣(実は幻なのか?信繁による家康本陣突撃;やっぱり真田は凄かった ほか)
第2章 本能寺の変(報告上手な冷血漢、光秀;武士の美学 ほか)
第3章 石山合戦(ツーといってドン;軍隊はなぜ真っすぐ進めなかったのか ほか)
第4章 桶狭間の戦い(奇跡のジャイアントキリング、桶狭間;開けっ広げな清洲の町 ほか)
第5章 川中島の合戦(うどんと鮭を巡る戦い?;川中島の名の由来 ほか)

著者等紹介

黒澤はゆま[クロサワハユマ]
歴史小説家。1979年、宮崎県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ホークス

34
2022年刊。歴史小説家が、清洲→桶狭間、亀山→本能寺などを走って当時を考察。足で移動していた時代への面白いアプローチで、マラソン紀行としても楽しい。以下は自分用メモ。⚫︎大阪の上町台地は茶臼山辺りでくびれており、和気清麻呂がここで運河を開削(途中で断念)。大坂夏の陣で両軍はその跡地を挟んで布陣した。⚫︎本能寺の変の頃、京都市街は上京下京各150m四方しかなかった。下京にある本能寺へ光秀は人目につかず進軍できた。⚫︎著者が強調する様に戦国では面目を潰されたら死んだも同然。面目は実戦によらない実力の証だった2025/04/11

opika

4
歴史小説家の著者が、戦国時代の合戦や行軍で当時の武将たちが辿ったであろうルートを実際に走ってみるという企画。記録も曖昧であったり、地理的にも当時とは変わっていたり。しかし、昔はこうだったのではないかと想いを馳せながら走ると、新たな発見があるもので。武将の名前がわからなくて読むのに時間はかかったけれども、お馴染みの歴史へのこういうアプローチも面白いなあと思う。道路も今のように整っていないのに、昔の人はなんて丈夫だったのだろうね…。2022/08/15

m

4
図書館の新着コーナーより。著者が実際に戦場を走る体当たり企画。話が横道に逸れることが多くなかなか集中して入り込めない。まさか戦国がタイトルの本書で坂上田村麻呂の子の名前を知るとは。次男・広野麻呂、覚えたぞ。2022/07/22

ブラック ミッフィー の チョコちゃん

3
戦国の人達が走った所を作者が自分の足で走って追体験するというものだった。 読むと作者が歩いたのか走ったのかは ちょっと感じ取ることは難しかったけど いろいろルートをたどりながらの 説明は雰囲気 を味わえた気がする。2024/05/20

onepei

2
走っている話が意外に少ない2022/07/10

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