インターナショナル新書<br> リベラルアーツ―「遊び」を極めて賢者になる

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インターナショナル新書
リベラルアーツ―「遊び」を極めて賢者になる

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681000
  • NDC分類 002
  • Cコード C0237

出版社内容情報

人生をいかに「遊び」つづけるか?
それこそがリベラルアーツの本質だった。

大学などの授業でも取り上げられるリベラルアーツ。
だが、真のリベラルアーツとは、その歴史をひもとけば、授業で教えられる教養のようなものではなく、より深い「遊び」の精神であるという。
本書は、リベラルアーツの本質を個人個人がどのように活かし、生きやすい未来へつなげていくべきか、その方針を提案する、まったく新しいリベラルアーツ本。
第1部はリベラルアーツの歴史編。リベラルアーツという言葉の源流から、その本質に迫る。
第2部ではなぜ「遊ぶ」ことがよりよい未来に繋がるのかを江戸時代の暮らしから学ぶとともに、現代の「仕事」について考える。
第3部は未来編。文化芸術プロデューサーとしてコンサートホールの企画などに携わる著者が自身の活動を例に、「文明」「教養」「大衆」という三つの価値観をあらためて問い直し、これからの時代に必要なのは教養ではなく、「共養」であると提案する。そしてリベラルアーツを活かして、市民が文化をつくる「未来型の文化的な社会」への道筋を語る。

<目次より抜粋>
第1部 リベラルアーツを知る
序章 リベラルアーツは「無用の用」である
第1章 リベラルアーツの源流1 古代ギリシャ「四科」
第2章 リベラルアーツの源流2 古代中国の「六芸」
第3章 日本にやってきた西洋のリベラルアーツ
第4章 「リベラル」と「アート」を解剖する1 リベラル編
第5章 「リベラル」と「アート」を解剖する2 アート編

第2部 リベラルアーツを遊ぶ
第6章 「遊ぶためのわざ」とは何か?
第7章 いかに人生を遊びつづけるか1 江戸に遊ぶ編
第8章 いかに人生を遊びつづけるか2 実践編
第9章 いかに人生を遊びつづけるか3 仕事編
第10章 リベラルアーツを体得する極意

第3部 リベラルアーツを活かす
第11章 未来をつくるために1 芸術を文化にする
第12章 未来をつくるために2「教養」から「共養」の時代へ
第13章 未来をつくるために3 これからの公共は、市民の手でつくる

(著者略歴)
浦久俊彦(うらひさ としひこ)
文筆家、文化芸術プロデューサー。1961年生まれ。(財)欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭。著書に『138億年の音楽史』(講談社)、『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト』『ベートーヴェンと日本人』(ともに新潮社)、『オーケストラに未来はあるか(指揮者山田和樹との共著)』(アルテスパブリッシング)など。2021年、サラマンカホール音楽監督として企画した『ぎふ未来音楽展2020』が、サントリー芸術財団第20回佐治敬三賞を受賞した。

内容説明

大学などのカリキュラムとして挙げられるリベラルアーツ。源流を辿ると、それが真に意味するものは単なる教養ではなく「人生を遊びつづけるためのわざ」であり、著者はそれこそが低迷する日本社会のよりよい未来のために必要だと語る。本書では「遊び」の極意を江戸の暮らしなどから学び、その精神を具体的に仕事や教育にどう活かすか、古今東西の名著を引きながら論じる。文化芸術プロデューサーである著者ならではの画期的なリベラルアーツ本。

目次

第1部 リベラルアーツを知る(リベラルアーツは「無用の用」である;リベラルアーツの源流(1)―古代ギリシャの「四科」
リベラルアーツの源流(2)―古代中国の「六芸」
日本にやってきた西洋のリベラルアーツ
「リベラル」と「アート」を解剖する(1)―リベラル編
「リベラル」と「アート」を解剖する(2)―アート編)
第2部 リベラルアーツを遊ぶ(「遊ぶためのわざ」とは何か?;いかに人生を遊びつづけるか(1)―江戸に遊ぶ編
いかに人生を遊びつづけるか(2)―実践編
いかに人生を遊びつづけるか(3)―仕事編
リベラルアーツを体得する極意)
第3部 リベラルアーツを活かす(未来をつくるために(1)―芸術を文化にする
未来をつくるために(2)―「教養」から「共養」の時代へ
未来をつくるために(3)―これからの公共は、市民の手でつくる)

著者等紹介

浦久俊彦[ウラヒサトシヒコ]
文筆家、文化芸術プロデューサー。1961年生まれ。(財)欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭。サラマンカホール音楽監督として企画した『ぎふ未来音楽展2020』が、サントリー芸術財団第20回佐治敬三賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hinotake0117

2
リベラルアーツを「遊ぶためのわざ」ととらえ、どうそれを自分のものにしていくのかを語る。 知る、観る、読む、考える。 人生を旅し、人のために遊べるレベルを目指してみる。 教養を「共」養に。 https://t.co/A6LSbkDLmI2022/08/18

oooともろー

2
近代合理主義、資本主義の限界。教養ではないリベラルアーツ。人生を遊ぶわざ。仕事と遊びの一体化。より良く生きるために。2022/08/09

happy3939

1
なかなか難しいけど、遊びの大切さがなんとなくわかった気がする。2025/02/25

のせち

1
教養ビジネス・出世や研究成果のための教養は意味は無いという意見には賛成できる。また、p189で「読むこと」について語られているが、これにも同意できる。ただ、よくある教養を謳う書籍と似た点や引用ができていないと思われる部分もある。第十二章で教えない教育についてスポットが当てられていたが、何を教えなければならないのかを議論することは教育者や大人の義務だと思う。第十三章については、自分の知らない視点があったり著者の実際のプロジェクト等が書いていたりと、興味深かった。2023/02/11

ナルボンド

1
「文明は人を便利にするが文化は人を豊かにする」 「金を稼ぐのに教養はいらないが金を使うには教養はいる」これは心にとどめておきたいワード2023/01/21

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