インターナショナル新書<br> SDGsの先へ ステークホルダー資本主義

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インターナショナル新書
SDGsの先へ ステークホルダー資本主義

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680874
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0233

出版社内容情報


真に構築すべき「ステークホルダー資本主義」を提唱する。

人類の経済活動が地球を壊す「人新世」の時代。かつての異常気象が日常化したのは、「経済がすべてを癒す」「経済成長は常に目指すべきこと」という強欲な資本主義のせいなのか。株主利益の最大化を目的とする資本主義のあり方を是正する「ステークホルダー資本主義」を徹底解説し、さらに「地球環境」「未来世代」を視野に入れた新たな資本主義のかたちを論じる。
翁 百合氏推薦!

(本書の特徴)
●「ステークホルダー資本主義」とは何かが、基礎からよくわかる。
●SDGs(持続可能な開発目標)を理解できる。
●昨今のSDGsブームの問題点を指摘。
●経済が気候変動に与える影響を詳細に分析し、現実的な解決策を提示。


【著者略歴】
足達英一郎(あだち えいいちろう) ESGアナリスト。株式会社日本総合研究所常務理事・未来社会価値研究所長。1962年、東京都生まれ。1986年、一橋大学経済学部卒業。1990年、株式会社日本総合研究所入社。2005年3月~2009年5月には、ISO26000作業部会日本国エクスパートとして「組織の社会的責任に関する国際規格」の策定に携わる。共著書に『環境経営入門』(日本経済新聞出版社)、『自然資本入門』(NTT出版)、『投資家と企業のためのESG読本』(日経BP社)、『ビジネスパーソンのためのSDGsの教科書』(日経BP社)など多数。

内容説明

真に構築すべき「ステークホルダー資本主義」を提唱する。人類の経済活動が地球を壊す「人新世」の時代。異常気象が日常化したのは、「経済は全てを癒やす」「経済成長は常に目指すべきこと」という強欲な資本主義のせいなのか。現在の株主至上主義を是正する「ステークホルダー資本主義」を解説し、さらに「地球環境」「未来世代」を視野に入れた新たな資本主義のかたちを論じる。

目次

第1章 「ステークホルダー資本主義」への脚光
第2章 コロナ禍で感じたこと・考えたこと
第3章 「経済」を相対化して眺める
第4章 新たな視界を獲得する
第5章 気候変動がもたらす危機の時代
第6章 慎みへと回帰し居住まいを正す
第7章 現在世代から未来世代へと重点を移す
第8章 カーボンニュートラルで変わる産業と企業
第9章 「ステークホルダー資本主義2・0」における政治・政策
第10章 金融と「ステークホルダー資本主義2・0」を整合させる

著者等紹介

足達英一郎[アダチエイイチロウ]
ESGアナリスト。株式会社日本総合研究所常務理事・未来社会価値研究所長。1962年、東京都生まれ。86年、一橋大学経済学部卒業。90年、株式会社日本総合研究所入社。2005年3月~09年5月には、ISO26000作業部会日本国エクスパートとして「組織の社会的責任に関する国際規格」の策定に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

26
☆☆☆☆ 数多ある脱成長論には与せず、ステークホルダー(権利や意志を表明する人=利害関係者)資本主義2.0を淡々と提唱する。他者の論文や著書からの引用も著者の慧眼を感じる。ミヒャエル・エンデの「第三次世界大戦とは、ある時代が別の時代にしかける戦争」という言葉が響いた。まさにグレタ・トゥンベリの演説もそうだ。日本の国民年金を賦課方式から積立方式に移行させることがステークホルダー資本主義の一里塚というのも共感。ネイティブ・アメリカンの伝承「地球は先祖から受け継いでいるのではない。子どもたちから借りたものだ」。2022/01/30

Masahiro Tanaka

3
「ステークホルダー」といってパッと思い浮かぶのは、株主、従業員、世間、、、いわゆる「三方よし」。本書ではそれに加えて「未来世代」という時間軸の観点を付加して考えている。その前提となる環境問題に関する記述が多く、筆者も現実との折り合いについてはもやもやしているようで、帯に書いていあることとはちょっと違うな、と…。2022/06/30

志村真幸

2
著者はESGアナリスト。  本書は、SDGsの次に進むべき資本主義社会について、精緻かつ誠実に語った一冊だ。企業がいかに気候変動や貧困や格差といった社会問題に向き合うべきかを、多様で最新の情報をもりこみつつ、ていねいに説明してくれている。単純に社会責任とか企業イメージとか、結局は経済活動にはねかえってくるからというのではなく、その次の段階が明確な理由と目的をもって提示されており、非常に説得力があった。  具体的な政策もいろいろ提言されている。  こうした経済が実現できたら、本当にいいのだが。 2021/12/08

cochou

1
印象に残った記述 「強い経済をつくる・国民の食い扶持をつくる」のが目標ではなく「若者たちが生気と希望を取り戻す世の中をつくる」をステークホルダー資本主義2.0が標榜するならせれは政治の目標になる こども庁が担うべきは子供の側に立った権利の擁護と激甚な困難な中で生きる力を身に付けさせること。1.画一性が良いとの観念を捨てる、2.知識偏重から体験・感受性尊重、3.生まれた環境による不平等をできるだけ回避・貧しいから教育を受ける機会がないの解消。 2023/06/19

Go Extreme

1
「ステークホルダー資本主義」への脚光: 古くて新しい命題 コロナ禍で感じたこと・考えたこと 「経済」を相対化して眺める: 経済はすべてを癒やす 引くに引けないメカニズム 新たな視界を獲得する: 地球と社会に依存 気候変動がもたらす危機の時代: 生物多様性の経済学 慎みへと回帰し居住まいを正す 現在世代から未来世代へと重点を移す カーボンニュートラルで変わる産業と企業: グリーン・ディール 「ステークホルダー資本主義2.0」における政治・政策 金融と「ステークホルダー資本主義2.0」を整合させる2022/07/18

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