インターナショナル新書<br> 松本隆のことばの力

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インターナショナル新書
松本隆のことばの力

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680850
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0295

出版社内容情報

作詞家、松本隆が50年のキャリアを語り尽くす。
はっぴいえんどの「日本語ロック」や松田聖子などに提供した歌詞の背景から日本語という言葉のおもしろさと可能性が浮かび上がる。
細野晴臣、大滝詠一、鈴木茂と組んだはっぴいえんど時代、日本語とロックの関係を築き上げ、その後「職業作詞家」に転身。
その頃の作詞家には脚本家とコピーライター出身者が多く、ミュージシャン出身(ドラマー)は珍しい存在だった。
音楽への深い理解とリズム感を生かし、まったく新しい歌詞の世界をつくり上げていく中で発見した「ことばの力」とは。
アグネス・チャン、太田裕美、松田聖子、ジャニーズのアーティストたち……に歌詞を提供、ヒット曲を量産し続け、古事記やシューベルトの「訳」も手がける。
唯一無二の「ことばとの関わり」をアーカイブするとともに、歌詞にこめられた時代、思い、人、街、そして風…も未来に伝える。

(目次より)
第一章 はじめにことばありき
第二章 ことばの力
第三章 詞の作り方
第四章 『冬の旅』への旅
第五章 瑠璃色の地球
昨年亡くなった、盟友である作曲家、筒美京平氏への思いも綴られる。


藤田久美子=編・著

松本隆(まつもと たかし)1949年、東京都港区出身。1960年代後半、ドラマーとして細野晴臣らとバンド活動を始め(後のはっぴいえんど)、作詞も担当。
バンド解散後、職業作詞家として本格的に活動。松田聖子、太田裕美、近藤真彦、薬師丸ひろ子、KinKiKidsらに歌詞を提供。
質量ともに稀代のヒットメーカーとなる。2021年に作詞活動50周年を記念したトリビュート・アルバム『風街に連れてって!』が発売。


内容説明

作詞家、松本隆に五〇年のキャリアのすべてを聞く。はっぴいえんどで実践した「日本語ロック」や松田聖子など多くのアーティストたちに提供した歌詞の背景から浮かび上がってくるのは、日本語という言葉のおもしろさと可能性だ。松本は古事記やシューベルトの「訳」も手がける。そうした唯一無二の「ことばとの関わり」をアーカイブするとともに、歌詞にこめられた時代、思い、人、街、そして風…も未来に伝える。

目次

第1章 はじめにことばありき(古事記と世阿弥と松田聖子;万葉集とラブソング;真実は時の娘)
第2章 ことばの力(言語化するということ;ぼくが作詞家になるまで;ことばと文化;京平さんのこと;英語で歌詞を書く;人生はリズム)
第3章 詞の作り方(毎回白紙に戻すことが大事;少年像とダンディズム;トランスポーテーション)
第4章 『冬の旅』への旅(シューベルトとの出会い)
第5章 瑠璃色の地球(コロナ禍の中の音楽;ぼくのことばを愛してくれた二人)

著者等紹介

藤田久美子[フジタクミコ]
ライター、編集者、翻訳者。得意分野は邦楽、文楽、能、オペラ、茶道など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

venturingbeyond

28
エアコンの利いたリビングで、ごろごろしながらの休日読書。松本隆がドラマーであることを今更ながら再認識した一冊でした。酷暑の盛夏、はっびいえんどをBGMにしながら、のんびりと読書の午後でした。2022/07/30

白河清風

20
松本隆の方から作詞家としての50年の節目を迎え、「松本のことば」にフォーカスした企画に興味はありませんかというメールが飛び込んできたのに対し、藤田久美子が飛びついてインタビューを行い出版に漕ぎ着けました。思念の種をどう育てて言語化するかのバランスの取り方の重要性、日本語で歌詞を書くことの意味、曲作りで共作した故筒美京平の思い出、詞の作り方、シューベルトの歌に日本語訳をつけた経緯、コロナ禍の中でのことばの力などが述べられています。詞の作り方の中で、歌を作る時、詞が先か、曲が先かの松本の回答が面白い。2021/11/16

わいほす(noririn_papa)

7
松本隆の作詞50年を新書1冊で語るのは難しい。しかし、古事記の「幸魂奇魂」に始まり、万葉集の相聞歌から「木綿のハンカチーフ」へと繋がる序章は、一見ポップで軽い詞の奥にある日本語へのこだわりを炙り出す。松本隆といえば「風」だが、見えないからこそ、それを感じる心が大切だという。きっと多用される「硝子」もまた心を映し出す鏡なのだろう。エポックメイキングな作品の制作過程や意図も書かれていて興味深い。リズムを持つ言葉に素晴らしい曲がついて心に残る歌になる。だからこそ最後は筒美京平と大滝詠一への思いで締められている。2021/10/28

キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言

5
世代的に神様みたいな松本隆様。まあ、内容は置いといて、驚いたのが、私、松田聖子の歌、サビしか知らなかった!歌詞は当然全部知ってるのに。あの頃何を聴いていたんだ?2024/02/05

コピスス

5
お気に入りの方が読んだ本。聖子ちゃんは好きだけど、他は知らない曲の方が多かったので、いまいち話がピンとこなかった。ちょっと自慢?と感じられる部分も少なくなかったなぁ。2023/12/19

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