インターナショナル新書<br> ウンチ化石学入門

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インターナショナル新書
ウンチ化石学入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680706
  • NDC分類 457
  • Cコード C0244

出版社内容情報

ウンチ化石がもたらす壮大なサイエンスロマン
「生痕化石(せいこんかせき)」と呼ばれる、太古の生物の足跡、這い痕、巣穴、糞(ウンチ)などの化石。
恐竜ティラノサウルスの骨格に比べればひどく地味だが、その研究からは生物の歴史、地球の歴史、そして宇宙の未来までが見えてくる。
じつはウンと深く、蘊蓄(ウンチく)と含蓄に富む知(チ)的なストーリーを秘めているのだ。ティラノサウルスや首長竜のウンチ化石だってチ的に解釈するぞ。
さらに生痕化石はわれわれが毎日通る道沿いの地層に隠れている可能性もある。
著者は、生痕化石の研究によって壮大な「サイエンスのチ的地平」を切り開く若き古生物学者。地層をブラブラする科学的な楽しみもあわせてガイドする。


読めば開くサイエンスの扉
●生痕化石とはいったい何なのか?
●ウンチ化石から何がわかるのか?
●ティラノサウルスと首長竜のウンチを見てみれば
●動物のカラダとウンチの大きさの「公式」は?
●生痕化石を見つけるための「地層ブラブラ」ポイント


目次から
第一章 生痕化石とは何か?
    なぜ、今ウンチ化石なのか
第二章 ウンチ化石からわかること
    どんな種類のウンチ化石が見つかっているのか?/
ゴカイのウンチの中で新たな鉱物ができる?
第三章 ティラノサウルスと首長竜のウンチに挑む
     ウンチもデカくて派手なティラノサウルス
第四章 ウンチ化石研究者が目指しているもの
    生痕化石のフラクタル次元/ウンチ化石研究の今後
第五章 生痕化石が地球の未来を語る?
    ウンチ化石研究者による大胆過ぎる未来予想図
第六章 地層ブラブラ:身近な楽しみとしての生痕学
    自分のウンチを生痕化石として残すには/妄想ウンチ学
各章末のコラム
日本最古の脊椎動物のウンチ化石/千葉セクションで見られるウンチ化石/
恐竜と首長竜は違う/ウンチ調査の現場から/地層とは?/地質年代とは?


【著者略歴】
泉賢太郎(いずみ けんたろう) 古生物学者。千葉大学教育学部准教授。博士(理学)。1987年、東京都生まれ。2015年、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。
専門は生痕化石に記録された古生態の研究など。別名「ウンチ化石ハカセ」。著書に『生痕化石からわかる古生物のリアルな生きざま』(ペレ出版)。

内容説明

「生痕化石」は太古の生物の足跡、這い痕、巣穴、糞などの化石。恐竜ティラノサウルスの骨格に比べればひどく地味だが、その研究からは生物の歴史、地球の歴史、そして宇宙の未来までが見えてくる。じつはウンと深く、蘊蓄と含蓄に富む知的なストーリーを秘めているのだ。著者は、生痕化石の研究によって壮大な「サイエンスのチ的地平」を切り開く若き古生物学者。身近な地層を科学的にブラブラする楽しみもあわせてガイドする。

目次

第1章 生痕化石とは何か?
第2章 ウンチ化石からわかること
第3章 ティラノサウルスと首長竜のウンチに挑む
第4章 ウンチ化石研究者が目指しているもの
第5章 生痕化石が地球の未来を語る?
第6章 地層ブラブラ:身近な楽しみとしての生痕学

著者等紹介

泉賢太郎[イズミケンタロウ]
古生物学者。千葉大学教育学部准教授。博士(理学)。1987年、東京都生まれ。2015年、東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了。専門は生痕化石に記録された古生態の研究など。別名「ウンチ化石ハカセ」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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活字スキー

27
【日本人は一人残らずウンチが大好きなのでは?と勘違いしてしまいそうになるくらい、ウンチは人々を魅了する。まさに、世は「ウンチを学び、ウンチで学ぶ」時代なのだ】……本当か?と真顔でツッコミつつ、古生物学のマイナージャンルである生痕化石研究に励む若手研究者の熱意がホカホカと伝わってくる、前野ウルド浩太郎『バッタを倒しに~』や荒木健太郎『雲を愛する技術』系のやつ。読んでるこっちも楽しいが、やってる本人が一番楽しそう。そしてやっぱり若手研究者は大変だ! 2021/04/22

hal

15
生痕化石学者によるエッセイ。著者の専門はウンチの化石だが、そういえば『どうぶつの森』で「意外と重要なんです」とかフータが言ってたような覚えがあり、つい借りてみた。内容は主に「どうすれば研究者になれるか」と「地層ブラブラしましょう」という事。ウンチに保護されて普通なら残らない筋肉組織とかも残るというのは面白いが、研究としてはまだそれほど進んでないのかという印象を持った。2021/05/24

ふたば

8
博物館に出掛けて行くと見かける生痕化石。ミュージアムショップでも見かけることがある。恐竜の骨や、アンモナイトなどの分かりやすい化石の陰にひっそりと存在している彼らだが、実はとても興味深く、様々なことを語りかけてくれる存在であるらしい。研究が、専門分野だけでなく、その他の多くの知識を必要とする者であること、過去を研究することで、未来が予測できること、そこには生痕化石が大きく寄与している。ウンチの化石は、見たことはあるが、そんなに深く考えてはこなかった。次に見るときには見方が変わりそうだ。2021/04/12

マサ

2
生痕化石(特に巣の跡)によって近年恐竜像に大きな変化進展があったことはニュース程度に知っていたが、この本は海底の泥砂の中に生息していた無脊椎動物の糞の化石に特化したものだ。地味だ。でもそこから数億年前からの地球環境の変化が想定されることに驚いた。2021/08/02

しょうゆ

2
帯にデカデカとティラノサウルスのウンチ化石が印刷されていて、見つけた瞬間買わずにはいられなかった。生痕化石の中でも糞の化石を専門に研究しているという筆者。最初から最後まで楽しそうに語っているのがとても良い。生痕化石の重要性がよくわかった。1番面白かったのは、自分の糞を化石化するためにはどうしたらよいか、という章。一見馬鹿げているようだが、糞が化石になるための環境や条件をわかりやすく説明してくれている。2021/05/11

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