インターナショナル新書<br> 僕が「PCR」原理主義に反対する理由―幻想と欲望のコロナウイルス

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インターナショナル新書
僕が「PCR」原理主義に反対する理由―幻想と欲望のコロナウイルス

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680614
  • NDC分類 493.87
  • Cコード C0247

内容説明

「PCR検査を国民全員に」という“俗論”はなぜ、間違いなのかを最前線でコロナウイルスと戦う感染症医の筆者が分かりやすく解き明かす。とかく「検査絶対主義」に陥りがちな日本人。しかし、その検査を活かすも殺すも、経験豊富な臨床医次第!「人の目」が介入しない検査ほど危険なものはない。著者自身が歩んできた波瀾万丈の人生を振り返りつつ、「医学常識の嘘」を鋭く解き明かす傑作、ここに誕生。

目次

第1章 僕の「医者修行」時代
第2章 なぜ日本は「感染症後進国」になったのか
第3章 どうして僕は「PCR」原理主義に反対なのか
第4章 では、どうやって身を守るべきか?
第5章 「ファクターX」を追い求めるのはやめよう
終章 我々を待つ「未来」とは

著者等紹介

岩田健太郎[イワタケンタロウ]
医師。神戸大学医学研究科感染症内科教授。1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院研修医、セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医を経て、ベス・イスラエル・メディカルセンター感染症フェローとなる。03年に中国へ渡りインターナショナルSOS北京クリニックで勤務。04年、帰国。08年より神戸大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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武井 康則

9
 コロナウイルスが蔓延しその対策が日夜語られている今、何が間違っているのかを感染症専門医が語る。常に平易に論理的に語られ説得力がある。例えば、「PCR検査」をして何がしたいのか。検査は治療ではない。何かをすれば、次にすることがある。それを考えず、ただ「安心」を得るためにすることの弊害が今回いかに大きいか。大事なのは「安全」であるはずなのに。本書は医学的、科学的に徹底的に考えている。それに対するのは情緒的、迎合的だろう。長年海外で研鑽を積んできた医者が「日本」の問題点を図らずも鋭く突いている。2021/02/28

黒猫堂▽・w・▽

4
新型コロナウイルス関連の情報を読む時にどんな点に注目しどんな点を疑いどのように情報を整理するべきかが明確になる書2021/02/02

うゑしま

3
わかりやすく読みやすかった。「安心」と「安全」のくだりがよい。2021/01/23

もくもく

3
イワケン先生の著書を、かなり読了している一読者としては、「ちょっと自伝を語る」という感じの 第一章~第二章がオモシロかったかなあ…。第三章からは「事前確率」「ベイズの定理」などを紹介して、臨床検査としての新型コロナ検査を丁寧に解説し、いわゆる「PCR原理主義(?)」に対する批判を展開しつつ、「リスク回避のために、感染症を正しく恐れる」事についての考察を重ねます。現実には存在しない「絶対的な安心」を求める事よりも、起こり得るリスクを比較して「比較的安全」な方策を考える事が重要なんだろうけど、実に難しいなあ。2020/12/13

志村真幸

3
 PCR検査の信頼性と問題点について、明確に語ってくれている。説得力のある議論が展開されており、なるほど、たしかにそのとおりだなと納得させられる。  そのほかにも感染拡大を防ぐための提言がいくつもなされており、いずれも有効に感じた。  どのように身を守るべきか、何が実際に効果があるのか、迷っているひとが読むと、霧が晴れたように感じのではないか。  また、自身の半生記の章もあり、こんなにも波瀾万丈の人生を送ってきたひとなのかと驚かされた。 2020/12/12

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