インターナショナル新書<br> 感染症は実在しない

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インターナショナル新書
感染症は実在しない

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  • サイズ 新書判/ページ数 318p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680522
  • NDC分類 493.8
  • Cコード C0247

内容説明

インフルエンザは実在しない!生活習慣病も、がんも実在しない!新型コロナウイルスに汚染されたクルーズ船の実態を告発した、感染症学の第一人者が語る「病の存在論」。検査やデータにこだわるがあまり、人を治すことを忘れてしまった現代医学の限界を鋭く指摘し、医療の明日を指し示す!

目次

感染症は実在するか
病院の検査は完璧か
感染症という現象
なぜ治療するのか
新型インフルエンザも実在しない
他の感染症も実施しない
メタボ、がん…感染症じゃない病気も実在しない
関心相関的に考える
科学的に、本当に科学的に考えてみる
医者は総じて恣意的な存在
価値交換としての医療の価値
病気という現象を見据えて、しなやかに生きていくために

著者等紹介

岩田健太郎[イワタケンタロウ]
医師。神戸大学医学研究科感染症内科教授。1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院研修医、セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医を経て、ベス・イスラエル・メディカルセンター感染症フェローとなる。03年に中国へ渡り北京インターナショナルSOSクリニックで勤務。04年、帰国。08年より神戸大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつのすけ

46
「病気であるか、病気でないかは、医者が恣意的に判断している。」最初は、何を言っているんだろうと思ったのであるが、読み進めるにつれて理解できた。治療をするかしないかは、個人が、その病気を許容するかしないか。このように考えるのが、適切ではなかろうか。我々日本人は、「こう決まっているのだから、こうしないといけない。」すなわち、「病気になったら、治療しなければならない。」ということに、あまりにも囚われすぎているのではなかろうか。2020/06/14

eirianda

13
家族や自分の思いがけない(大した症状は無いが)大病だと医者から宣告されたことは何度か経験したけれど、知る前と後で精神状態が一変するのが不思議な現象だと毎回思っていた。この本を読むと、ああやっぱりね、と思えた。コロナ禍も然り。言葉でタグ付けするって、人間には大きな影響を与えるものなのだわ。そもそも今回のパンデミックは病気だけでなくあらゆる思考において、世界中を巻き込む貴重な体験なのだな…。しかしながらこの国の無責任な官僚主導とそれに甘える国民性は変わるのだろうか? やっぱり弁証法って大事。2020/05/06

fseigojp

11
いつもながらの快刀乱麻を断つ論調 しびれる2020/05/16

溝口晃平

5
①目的 ・コロナ背景で感染症について学ぶ。 ②エッセンス ・病原菌の実在と病気という診断は別。病原菌を持つ人は保菌者と定義し、その中で病変があれば病名診断を受ける。アメリカでは結核撲滅のために結核保菌者を探し回る。しかし結核菌は全世界の1/3の人は持っているらしい。いわんやコロナをや。 ・昔は癌は症状を指していたが、現在は癌予防の為に癌細胞が見つかれば癌患者扱い。癌早期発見の為に放射線暴露を行えばリスクは高まる。 ③行動プラン ・実在とは哲学の世界。人の致死率は平等で100%。菌ウイルスとの共存を目指す。2020/11/05

ほうむず

5
医療判断は明快だが、根拠はあいまいもことしている。これが医療の本質的なあり方。どの辺まで病とつきあい、病との価値交換を許容するかは、あいまいな根拠をもとに患者と一緒に明快に決めていくより仕方がない。自分には正しいと信じる生きる道がある。道半ばで病に倒れるのは、その人の生き方の規定、目的に照らし合わせて不都合なこと。その中で、医療は支援を提供することができる。病気が実在しないことを、認識する。生きるあり方をもう一度練り直してみる。価値の交換行為としての医療が提供できる支援のあり方を考えてみたい。2020/05/24

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