インターナショナル新書<br> 国民のしつけ方

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国民のしつけ方

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797680102
  • NDC分類 070.14
  • Cコード C0231

出版社内容情報

政府による報道への圧力は巧妙で、マスメディアの自主規制も過剰だ。これは国民をしつけるための周到な構造なのか。ネットの問題も含め、世に氾濫する間違った情報を読み解く。

内容説明

世界各国の「報道自由度」ランキングで日本は七二位(二〇一六年、一七年)。日本のジャーナリズムの現状に危機感を抱く著者は、政権による報道への圧力と、それ以上にメディア側の責務を放棄したかのような姿勢に原因があると指摘。その有り様は、国民をしつけるために巧妙に仕組まれているかのようだ。ネットで常態化する記事に見かせけた広告や保身に走るメディアの問題も浮き彫りにし、知る権利を守るために我々にできることを探る。

目次

第1章 「報道の自由度」で世界第七二位(下がり続ける「報道の自由度」ランキング;政府による報道への圧力とは? ほか)
第2章 功妙な戦略に乗せられるメディア(繰り返される安倍首相との会食・ゴルフ;改憲論議なしに改正内容へ ほか)
第3章 ネット社会の渦中で何を信じる?(既存メディアの断末魔;「ジャーナリストよ、起業家たれ!」 ほか)
第4章 あるべき姿への道(「番犬ジャーナリズム」とは何か;権力へのオネダリを取り下げよ ほか)
あとがきに代えて―生存のためのメディアリテラシー(プロはプロらしさを発揮しよう;選挙報道量が大幅に減っている ほか)

著者等紹介

斎藤貴男[サイトウタカオ]
ジャーナリスト。1958年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。新聞記者、週刊誌記者などを経てフリーに。『「東京電力」研究 排除の系譜』(角川文庫)で第三回いける本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

77
日本という国は世界各国の中で報道自由度ランキングが72位 (2016年)。報道の自由と憲法で保証されているはずなのに近頃は政府が口出しすることが多くなったり報道を利用して政策の正当性を刷り込みしているようなケースなどについて書かれている。権力に立ち向かうジャーナリズムの力も弱体しているのか。2017/06/20

hk

23
「報道されたくないことを伝えるのが報道であり、それ以外のものは広報に過ぎない」 これは1984を著したオーウェルの箴言。 「人々が知らなければ困ってしまうことを伝えるのがメディアの本分であり、人々が知らなくても特段困らないことばかりを垂れ流すのはゴシップ誌である」 これは伊坂幸太郎の小説に出てきた一節。 本書は既存メディアが安倍政権に対し及び腰になっている現状を事例を交えて紹介し、どのようなスキームが内在しているのかを解説している。政権からの圧力か?はたまたメディアの過剰な忖度か?もしくはその両方か?2017/10/28

jima

19
あとがきより「・・・要は既存メディアでもネットメディアでも、それだけを鵜呑みにしない事である。・・・ジャーナリズムは危機的状況にある。ジャーナリズムが滅びれば民主主義は滅びるか、滅びなくても変質を余儀なくされていく。権力や巨大なグローバル資本の行動が絶えずチェック機能に晒されていない世界では、彼らに近くない人間は、ただ支配され、しつけられ、利用されるだけの存在に貶められてしまう。人権など夢のまた夢だ。・・・」2017/08/14

10
個人的には日本版ハフポストを読むのが好きなのだけど、そこにすら記事に擬態した「ネイティブ・アド」が多くて残念になる(その中では質が高い方とは思うけど)。▼以前から「2020年まで新聞や雑誌は耐えられるが、それ以降がヤバい」という説は耳にしていた。それは単純に売り上げの問題なのかと思ったら「五輪パートナー」「軽減税率」というもっと深刻な要素があった。▼これからは、ジャーナリストが職や命を失わないために(海外では珍しくない)、読者側がクラウドファウンディング等で支えられるか?という話になるのかも。2018/05/03

oooともろー

9
権力の監視という使命を放棄した大手メディア。10年以上前から著者が危惧していた通りの世の中になった。2017/09/15

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