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出版社内容情報
『探偵物語』『野獣死すべし』などの脚本家・丸山昇一が、
没後40年を経てなお輝きを失わない不世出の天才俳優・松田優作との出会いから
永遠の別れまで10年余の日々をつづる渾身の一作!
■「一緒に死んでもいいほど惚れていた、殺意を抱くほど憎かった」──1979年、新TVドラマ『探偵物語』の製作前打ち合わせ。脚本家志望の若者・丸山昇一の前に現れたのは、「むき出しの野心」と「さわると危険」な空気をまとった、サングラスにデニムのスタジャンのスター、松田優作。この「好きな俳優ではなかった」が「存在感がすごすぎる」役者との出会いが、丸山の運命をかえていく。『探偵物語』で脚本家デビューを果たした丸山は、同じく優作主演の『処刑遊戯』で念願の映画脚本を担当。撮影現場で、完成した映画で、松田優作のすごさに感動した新米脚本家。映画の出来ばえに脚本家としての自信も得た。そして、優作主演の大作『野獣死すべし』の脚本執筆という注文が、角川春樹から舞いこんでくる。それは松田優作とのさらなる戦いの始まりであった……1989年、突然の別れを迎えるまでの濃密すぎる関わりを、愛憎入りまじった感情を、脚本家・丸山昇一が初めて自身の筆で書きしるす! 70年代末~80年代の映画業界の熱気と混沌、不世出の大スターの情熱と凄み、脚本家の苦悩と恍惚、を活写した快作!
■回想録本編に加え、松田優作が生前語っていた構想を基に、75歳の優作主演を想定して書かれた探偵ドラマの書きおろしシナリオ『21世紀探偵秘帖 顔(フェイス)と影(シャドー)』を収録!
〈プロフィール〉
丸山昇一(まるやま・しょういち)
1948年、宮崎県生まれ。日本大学芸術学部卒業。松田優作主演のTVドラマ『探偵物語』(1979年)で脚本家デビュー。同じく松田優作主演の映画『処刑遊戯』(1979年)、『野獣死すべし』(1980年)、『ヨコハマBJブルース』(1981年)、『ア・ホーマンス』(1986年)の脚本を執筆。他の主な映画作品に『翔んだカップル』(1980年)、『汚れた英雄』(1982年)、『友よ、静かに瞑れ』(1985年)、『いつかギラギラする日』(1992年)、『マークスの山』(1995年)、『一度も撃ってません』(2020年)、TVドラマに『あぶない刑事』(1986年)、『勝手にしやがれ ヘイ!ブラザー』(1989年)、『蘇える金狼』(1999年)、『らんぼう』(2006年)など。
【目次】
内容説明
唯一無二の俳優松田優作との日々―脚本家丸山昇一、渾身の回想録!
目次
1989
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1987/1988
2024
シナリオ 21世紀探偵秘帖 顔と影
著者等紹介
丸山昇一[マルヤマショウイチ]
脚本家。1948年(昭和23年)、宮崎県生まれ。日本大学芸術学部卒業。フリーのコマーシャルライターなどをしながら習作を重ね、松田優作主演のTVドラマ『探偵物語』(1979~1980年)の第一話「聖女が街にやって来た」でデビュー。引きつづき同作に携わるなか、同じく松田主演の「遊戯シリーズ」第3作『処刑遊戯』(1979年)を担当し、映画脚本デビュー。さまざまなジャンルの映像脚本を多数執筆。『翔んだカップル』(1980年)と『野獣死すべし』で「第2回ヨコハマ映画祭」で脚本賞受賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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