元ヤクザ、司法書士への道

個数:
電子版価格
¥1,584
  • 電子版あり

元ヤクザ、司法書士への道

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年07月03日 23時45分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797674323
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

その挑戦は刑務所の独房から始まった──
たった一人で「合格率3%」の難試験に合格した男の「奇跡の物語」

山口組系暴力団のヤクザだった著者は刑務所の中で一念発起して、あえて懲罰の独居房に入り、朝から晩まで壁に貼った民法(約1000条)を丸暗記した! その目的は「合格率3パーセント」と呼ばれる司法書士試験にチャレンジするためだった。
仮出所後もひたすら独学を続け、足かけ8年かかって、ついに「想い」は実現した。
どんな人間でも生まれ変わることができる──本書は自分自身の体験を通じて、力強く訴えかける。

【著者略歴】
1972年、岡山県生まれ。高校中退。18歳で人材派遣会社を設立し、地元企業に不良仲間を送り込む仕事をしていたが、景気の悪化で会社を畳む。
スナックで知り合ったヤクザから誘われ、山口組系暴力団「義竜会」の竹垣悟会長の盃を受ける。以後、会長の側近として働くが、山口組の内部抗争のあおりで「義竜会」は解散となり、本人もヤクザから足を洗う。
2010年、広島刑務所に収監中、司法書士となることを決意。
135日間、自ら「志願」して入った懲罰房の壁に貼った民法をにらんで暗記する。
仮出所後も自宅で司法書士試験のために独学を始める。
2018年、司法書士試験を突破。現在、岡山市内で「東亜国際合同法務事務所」を開所。
尊敬する人物は矢沢永吉氏。

【本書の目次】
第1章 すべては「独居房」から始まった
「懲罰」志願の男/思春期に湧き出した「不良の血」/背中の般若/鑑別所から少年院へ/半グレに流れる若者たち/十八歳の「社長」/竹垣会長との出会い/報復の連鎖/右翼団体を率いて/「過払金訴訟」で一儲け/三十八歳、再び「塀の内側」に

第2章 ムショで俺が学んだこと
前科者の「壁」/思い立ったときが戦闘開始のときだ/「刑務所」というワンダーランド/最悪の「ムショ飯」/刑務官による暴行も/懲役の定番「アルフォート」/なぜ刑務所では更生できないのか/出所者に対する冷たい風/輸入車販売業者からのドタキャン/消えない烙印

第3章 一念発起
初戦敗退/宅建に挑戦/司法書士と行政書士/「士業」とは/成功への近道は努力の積み重ねだ/俺の家庭教師は「裁判所」/参考書がなくても勉強はできる/専門予備校との「付き合い方」/八年目の合格/俺が「エゴサーチ」をしない理由

第4章 司法書士という仕事
裁判の代理人になれる/「百四十万円」の縛り/ボケる前に決めたい「任意後見人」/法定後見人は家庭裁判所が選ぶ/なくしても大丈夫な「権利証」/「地面師」とは/なぜ一部上場企業が騙されたのか/なりすましを見抜くには/司法書士と相続

内容説明

その挑戦は刑務所の独房から始まった―。想いはかならず実現する!たった一人で「合格率3パーセント」の難試験を突破した男の物語。

目次

第1章 すべては「独居房」から始まった(「懲罰」志願;民法を丸暗記して分かったこと ほか)
第2章 ムショで俺が学んだこと(四十にして立つ;前科者の「壁」 ほか)
第3章 一念発起(初戦敗退;宅建に挑戦 ほか)
第4章 司法書士という仕事(司法書士の存在意義;裁判の代理人になれる「認定司法書士」 ほか)

著者等紹介

甲村柳市[コウムラリュウイチ]
1972年、岡山県生まれ。高校中退。十八歳で人材派遣会社を設立し、地元企業に不良仲間を送り込む仕事をしていたが、景気の悪化で会社を畳む。スナックで知り合ったヤクザから誘われ、山口組系暴力団「義竜会」の竹垣悟会長の盃を受ける。以後、会長の側近として働くが、「義竜会」解散にともなってヤクザから足を洗う。2010年、広島刑務所に収監中、司法書士となることを決意。百三十五日間、独居房の壁に貼った民法をにらんで暗記する。仮出所後、自宅で司法書士試験のために独学を始める。二〇一九年、司法書士試験を突破。現在、岡山市内で「司法書士法人・行政書士法人東亜国際合同法務事務所」を開所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SHIN

25
著者が読書に送った言葉に〝若くなくても、カネがなくても、ひどい境遇にあっても、勇気と努力を持って成功まで挑戦しつづければだいたいのことは達成できる〟に、勇気と希望が見えた。司法問題で分からない時は、裁判所や法務局に問い合わせしてみるには勉強になった。2023/12/24

kanki

18
永ちゃん好きの著者、前科あり。40歳一念発起、8年かけて取得。すごいなあ2024/03/29

かず

18
思いの外時間を要した。12/26読書開始だから、20日間。まぁ、色々あったからなぁ・・・ この前に類書である『元ヤクザ弁護士: ヤクザのバッジを外して、弁護士バッジをつけました』も読んだが、私は甲村先生の方が好きである。理由は「筋が通っている」からである。なお、私はチンピラは嫌いだが、任侠は嫌いではない。ダウンタウンのイジメ芸がウケる国だ。私は、弱い者をおちょくるのではなく、強いものにこそ歯向かう姿勢を持ちたい。先生も、そういう反骨精神があったからこそ、中卒で司法書士合格という大願を実現できたのであろう。2024/01/14

SHIN

17
著者は、男としての資質でいちばん大切なことは〝辛抱〟とあった。私も信念と執念を身につけ黙って努力したい。2024/02/04

osakanazuki44

4
動画で、著者の存在と大まかな内容は知っていた。暴力団排除条例の欠点。司法書士の業務内容についても説明がある。2023/11/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21323167
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品