人生上等!未来なら変えられる

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  • サイズ 46判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797674231
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

過去は変えられないけど、未来なら変えられる!
レディース暴走族「魔罹唖」の総長は、刑務所出所者たちのマリアになった。
二度の服役経験がある建設請負会社社長、廣瀬伸恵の激動の痛快半生を描く。

映画やドラマを上回るようなスピードで悪の道を突っ走った彼女は、中学2年生で家出、温泉街のコンパニオン、ヤクザによる監禁を経験する。その後レディース暴走族「魔罹唖」を結成。暴力もいとわず組織を大きくした。
やがて覚せい剤の売人になり二度服役。だが二度目の服役中に獄中出産すると、子どものためにと、がらりと生き方を変えた。
ところが、まっとうな仕事をしたくても、職場で素性がばれると居場所がなくなる。ようやく受け入れてくれたのは、建設業界。やがて建設請負会社を起業し、さまざまな出会いにも恵まれ、刑務所の出所者を雇用するようになる。
裏切られることも多いが「私は決して見捨てない」と、従業員のために寮を確保し、毎日ご飯をつくる。いまでは従業員のほとんどが出所者だ。
長年裁判傍聴を続け、犯罪者に慣れている著者の北尾トロにとってさえも、廣瀬の生き方は驚きだった。廣瀬が悪に走り、劇的な更生を遂げたのはなぜか。相棒のカメラマン、中川カンゴローとともに、その核心に迫り、軽妙な筆致で綴る。また犯罪を生み、更生を阻む社会の現状も問う。

(目次より抜粋)
第一章 悪の道
ヤンキー入門、レディース暴走族『魔罹唖』の誕生 ほか
第二章 女子刑務所は修羅の花園
売人”明美”の逮捕、獄中出産 ほか
第三章 おまえの母ちゃんになってやる
仲間から家族へ、運命の出会い ほか
第四章 私は決して見捨てない
出所者を迎えに、『Chance!!』到来 ほか

北尾トロ(きたおとろ)
ノンフィクション作家。1958年福岡県生まれ。2010年にノンフィクション専門誌『季刊レポ』を創刊、15年まで編集長を務める。2014年より町中華探検隊を結成。また猟師としても活動中。著書に『夕陽に赤い町中華』(集英社インターナショナル)、『犬と歩けばワンダフル』(集英社)、『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)、『猟師になりたい!』(角川文庫)など多数。

廣瀬伸恵(ひろせのぶえ)
(株)大伸ワークサポート代表取締役。1978年栃木県生まれ。中学2年生で家出。1996年レディース暴走族『魔罹唖』を結成、初代総長になる。覚せい剤売人として、2度服役。獄中出産を機に更生し、2010年建設請負業、大伸興業、2012年株式会社大伸ワークサポートを起こす。2018年、刑務所の出所者を雇い入れる協力雇用主に。以来、多くの出所者を雇用する。

内容説明

過去は変えられないけど、未来なら変えられる!映画やドラマでもあり得ないような猛スピードで、悪の道を突っ走った廣瀬伸恵。覚せい剤の売人になり二度服役したが、獄中出産を機にがらりと生き方を変えた。しかし、まっとうな仕事をしても世間は受け入れてくれず、ようやく見つけた建設業界で起業し、刑務所出所者を雇用するようになる―。北尾トロが相棒のカメラマン、中川カンゴローとともに、廣瀬の核心に迫り、犯罪を生み、更生を阻む社会の現状も問う。

目次

第1章 悪の道(ひとりぼっち;ヤンキー入門 ほか)
第2章 女子刑務所は修羅の花園(売人“明美”の逮捕;初めての刑務所暮らし ほか)
第3章 おまえの母ちゃんになってやる(悪い噂;イチかバチか ほか)
第4章 私は決して見捨てない(出所者を迎えに;『Chance!!』到来 ほか)

著者等紹介

北尾トロ[キタオトロ]
ノンフィクション作家。1958年、福岡県生まれ。世の中の面白い現象をいちはやく紹介している。2000年代初頭より裁判の傍聴を始め、『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)など多数の裁判傍聴記を執筆。2014年より町中華探検隊を結成。猟師としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

31
 エピソードの重さと語り口のミスマッチに少し混乱しながら、つい、笑ってしまう。善悪ではなく、もともとの核にあるものが社会の善きポジションとマッチした結果として物語られているのが画期的だ。悩み苦しみながら、 周辺の人々と進む姿に共感と尊敬を感じた。 2023/05/24

まぶぜたろう

15
ヤンキー女社長の「痛快人生」はやたら面白い。しかし、レディースでは酷いリンチを重ね、覚醒剤の売人として未成年者を含む多くの人をシャブ漬けにする。そんな過去は無かったように、現在の「美談」が語られることの違和感が最後まで残る。「美談」だって相当ヤバい。出所した元犯罪者を雇い、自宅敷地に住み込ませ、建設現場に派遣する仕事。再犯の可能性が高い者たちと共存する生活。逆に言えば、そんな違和感やヤバさを「美談」に潜ませることの誠実さ、正直さ、あるいは絶望感。そしてそれをあっけらかんと笑い飛ばすことの「痛快」。2025/08/16

たっきー

10
建設会社の社長である廣瀬伸恵氏の波瀾万丈な半生に迫るノンフィクション。あとがきに「元レディース総長だった『魔罹啞』の明美が、社会貢献に目覚めつつ人生のコースを変えて『聖母マリア』にになっていく物語」とあったがその通りの内容。子どもの頃は裕福だったが、親の不仲・不在から、姉は勉強をがんばり進学を機に家を出る道を選んだが、伸恵氏は寂しさと真剣に打ち込めることがなかったことから悪い道に入ってしまったのかなと思う。過去の悪事をあまりにあっけらかんと話すのはどうかと思うけれど、→2023/03/26

imagine

7
著者が人物を題材にして書いたことが意外で、これはと期待して読む。出所者を積極的に雇用する建設会社の女社長、廣瀬。彼女自身も元はレディースの総長。日曜午後のテレビに格好の素材のようだが、そうならないのが北尾トロ氏。これまでにも町中華や山田うどんなどを絶妙な塩梅で紹介してきた手腕をここでも発揮。下世話にならず、媚びもせず、廣瀬の歩んだ人生に、真摯に寄り添う。転機となった出来事や人物も個別に取材。カメラマン氏を同行させ、自分以外の視点も採り入れている。タイトルだけは、帯文のように直球で伝えた方がよかったかも。2023/03/29

nobu23

6
レディースや薬の売人に刑務所生活、といった凄まじい経験を送りながら、刑務所の出所者を受け入れる建設業界の会社を作り上げた女性の人生をまとめたノンフィクション。壮絶な人生の前半と、起業から現在の規模に成長するまでの波瀾万丈な内容がまとまっている。2024/06/22

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