いい絵だな

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いい絵だな

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  • サイズ 46判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797674187
  • NDC分類 720.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

描き手によるジャンルを超えた、
ゆるくて面白い絵画談義。
自分にとっていい絵を探そう。
なぜ画家たちはリアルに描くことに夢中になったのか、
ヘタな絵の価値とは何か、
現代美術は何を言おうとしているのか、
ファインアートとイラストは違うのか……。
描き手である二人がジャンルを跨ぎ、縦横無尽に語り尽くす。
絵を描くと分かることがある。
お勉強では分からないことがある。
本書を読むと、料理を自分の舌で味わうように
絵が鑑賞できるようになる!?

絵は好き嫌いで見てもいい。
むしろ好き嫌いで見るべきだ。――山田五郎(評論家)

目次より
第1章 海の向こうから来た写実
第2章 絵画と写真の間
第3章 俺たちの印象派
第4章 ヘタよりうまいものはなし
第5章 シュルレアリスムはまだ終わってない宣言
第6章 イラストって何?
第7章 現代美術のいただき方
第8章 服を脱ぎ捨て裸の目で見よう!

【著者略歴】
伊野孝行(いの たかゆき)
イラストレーター。1971年、三重県生まれ。東洋大学卒業。セツ・モードセミナー研究科卒業。講談社出版文化賞、高橋五山賞、グッド・デザイン賞。著書に『となりの一休さん』(春陽堂書店)、『画家の肖像』(ハモニカブックス)、『ゴッホ』(書肆 絵と本)など。TV番組にEテレ「オトナの一休さん」「昔話法廷」など。
南 伸坊(みなみ しんぼう)
イラストレーター、装丁デザイナー、エッセイスト。1947年、東京都生まれ。都立工芸高等学校デザイン科、「美学校」・木村恒久教場、赤瀬川原平教場を卒業。1980年、月刊漫画『ガロ』編集長を経てフリー。著書に『モンガイカンの美術館』(朝日文庫)、『私のイラストレーション史』(亜紀書房)など。

内容説明

なぜ画家たちはリアルに描くことに夢中になったのか、ヘタな絵の価値とは何か、現代美術は何を言おうとしているのか、ファインアートとイラストは違うのか…。描き手である二人がジャンルを跨ぎ、縦横無尽に語り尽くす。絵を描くと分かることがある。お勉強では分からないことがある。本書を読むと、料理を自分の舌で味わうように絵が鑑賞出来るようになる!?

目次

第1章 海の向こうから来た写実
第2章 絵画と写真の間
第3章 俺たちの印象派
第4章 ヘタよりうまいものはなし
第5章 シュルレアリスムはまだ終わってない宣言
第6章 イラストって何?
第7章 現代美術のいただき方
第8章 服を脱ぎ捨て裸の目で見よう!

著者等紹介

伊野孝行[イノタカユキ]
イラストレーター。1971年、三重県生まれ。東洋大学卒業。セツ・モードセミナー研究科卒業。講談社出版文化賞、高橋五山賞、グッド・デザイン賞

南伸坊[ミナミシンボウ]
イラストレーター、装丁デザイナー、エッセイスト。1947年、東京都生まれ。都立工芸高校デザイン科、「美学校」・木村恒久教場、赤瀬川原平教場、を卒業。1980年、月刊漫画『ガロ』編集長を経てフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ホークス

37
2022年刊。絵画について二人であれこれ会話している。40才から油絵を極めようとした高橋由一の絵(鮭や豆腐)は、リアルへの執念が怖い。人をビックリさせたい無邪気さがそれを中和したりもっと不気味にする。『快楽の園』のボスの絵を、「裏庭の大きな石をどけたら、よく分かんない虫がうごめいてた感じ」「オレたち生きてるぞ〜」などと評するのも楽しい。ただもっと強く面白がって欲しかった。ツッコむ相手(権威や常識)もちょっと古い。懐かしい茶飲み話も良いし、題名もそんな感じかと後で思った。現代芸術はやっぱり好きになれない。2024/03/04

36
最初に「うまい」と思わせる絵は分かりやすいので一般ウケはするが、奥行きがない。超絶技巧は超絶な技巧ってとこで安心しちゃう。安心しちゃってるからつまらない。世間体を考えちゃってる絵もつまらない。「こう思われたい」から自由な、描きたいものを描いてる絵は面白い。なるほど。2024/02/28

tom

22
デッサンの訓練をした人が絵を描くのだ思い込んでいたけれど、そうでもないらしい。絵からデッサンを追い出して、後に残るのが「色面の構図」、「絵の基本は色面のコンポジション。絵はデッサンからの解放」なんだとか。どういうことなのか理解は困難。でも、評価が高いかどうかじゃなくて、パッと見て、ずーと前にいることができる絵、画面の隅々に発見があり、その発見に驚く自分に驚く。こんな絵が、いい絵なのだと書いている。それなら安心して絵を見に行けるかもなどと思いながら、軽いトークを楽しみながら読んだ本。2023/07/22

Tenouji

20
作者が何を書きたかったのか、という視点で、モチーフとか技術的な話しが面白かった。2022/11/07

冬佳彰

13
今年読んだ本の中で最も勉強になったかもしれない。目からウロコががんがん取れた気がする。南伸坊さんと伊野孝行さんによる、絵画(西洋美術、日本美術、イラスト、現代美術など)に関する対談。デッサンは基礎なんかじゃない、写実はそこまで面白くない、ヘタよりうまいものはない、などなど。俺たちが絵を鑑賞する際の余計な前提を外してくれる。そうだよねー、ハイパーリアルみたいな超絶技巧とか別に面白くないよねーとか、言いにくいことをスパッと言ってくれる。本書で紹介された画家の作品をいっぱい観てみたい。2023/11/30

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