眠れなくなるほどキモい生き物

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眠れなくなるほどキモい生き物

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  • サイズ 46判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797673975
  • NDC分類 481.71
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あなたは最後までページをめくれるか?

寄生虫が寄生する先の生物(宿主)の脳に司令を出して彼らの行動を操作する生物の存在が、近年解明されつつある。
宿主から恐怖心を奪ったり、ゾンビ化させたり、危険な場所へおびき寄せたり――
背筋がゾワッとしてしまうほどおぞましく、したたかな生態をもつ寄生虫たちを、人気イラストレーター・猫将軍の魅力的なイラストとともに紹介。

例えば、ある寄生虫は昆虫の体内で成虫になり、やがて水中で交配する。
昆虫にとって水辺は開けていて明るく、天敵に見つかりやすい場所なので通常は近づかないが、それでは水中に移動できない。
そこで寄生虫がとある化学物質を分泌すると、宿主の昆虫は水に飛び込みたくて仕方がなくなってしまう――。

このように宿主を自在に操り、自らに都合の良い行動を取らせる寄生中の生活環は、精緻かつ巧みに設計されており、非常に残酷かつ興味深い。
そのなかでも特にキモ怖い生物を厳選してその生態を紹介。キモ怖すぎて眠れなくなること間違いなし。

【本書に登場する寄生虫たち】
<行動を操る寄生虫>
ハリガネムシ/トキソプラズマ/リベイロイア/メジナ虫 他

<ヒトに棲む寄生虫>
エキノコックス/サナダムシ/トリパノソーマ/フォーラーネグレリア 他

<おぞましい生き様の寄生虫>
タイコバエ/ロイコクロリディウム/フクロムシ/タイノエ 他

【著者プロフィール】
大谷智通:サイエンスライター、編集者。東大農学部卒業後、同大学院農学生命科学研究科水圏生物科学を専攻。
魚病学研究室に所属し、小川和夫(現・目黒寄生虫館館長)のもとで魚介類の寄生虫病の研究を行なう。出版社勤務を経て独立。
主な著書に『寄生蟲図鑑』(講談社)、『えげつないいきもの図鑑』(ナツメ社)など。

猫将軍:イラストやキャラクターデザインを得意とするアーティスト。和歌山県在住。
ゲームのコンセプトイメージやジャケットイラストなど、数多くのアートワークを手掛ける。昆虫、動物、女性、宝石、肉、スイーツといったモチーフを得意とする。
画集に『猫将軍画集』(2021年・玄光社)『ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK 猫将軍』(2014年・翔泳社)がある。

内容説明

想像するだけで身の毛もよだつ!キモい生態の寄生虫たちが大集合。異形は後の災いの兆し・リベイロイア、脳喰らいアメーバ・フォーラーネグレリア、…ほか全27生物を収録。

目次

第1章 行動を操る(死の“酔泳”へと導く―ハリガネムシ;ゾンビアリの“デス・グリップ”―タイワンアリタケ;死をもたらす危険な情事―トキソプラズマ ほか)
第2章 ヒトに棲む(キツネがばらまく時限爆弾―エキノコックス;私の中にいる怪物―サナダムシ;死に至る眠り―トリパノソーマ ほか)
第3章 おぞましい生き様(首を狩る悪魔―タイコバエ;蠢動、そして空へ―ロイコクロリディウム;寄生して、去勢する―フクロムシ ほか)

著者等紹介

大谷智通[オオタニトモミチ]
サイエンスライター、編集者。東京大学農学部卒業後、同大学院農学生命科学研究科水圏生物科学専攻修士課程修了。大学では魚病学研究室に所属し、魚介類の寄生虫の研究を行う。出版社勤務を経て独立

猫将軍[ネコショウグン]
イラストやキャラクターデザインを得意とするアーティスト。ゲームのコンセプトイメージやジャケットイラストなど、数多くのアートワークを手掛ける。昆虫、動物、女性、宝石、肉、スイーツといったモチーフを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

108
どろどろしたタイトルとイラストに惹かれ読んだ。こういったキモい生き物を扱った本は多いが、この本はそれらとは一線を隠していると感じた。 「行動を操る生き物」「人に棲む生き物」「おぞましい生き様」に分かれていて特に人に棲む生き物の章はキモい。生息地、特徴、人体にもたらす影響他医学的な記述もされている。本書の中でも触れているが様々な細菌やウィルスなどは自然破壊も要因の一つである世に放ったようなもの、には納得。潔癖症、虫嫌いは読まないほうがいいです。図書館本2022/03/02

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

43
寄生虫が寄生する先の生物(宿主)の脳に司令を出して彼らの行動を操作する生物についてかかれている。世の中にはこんなキモい生物がいるとは・・。一生、関わりたくないが、サナダムシは懐かしかった。2022/01/11

たまきら

38
読み友さんの感想を読んで。昆虫好きなので結構色々知っていましたが、知っていてもこのイラスト、この字体にぞわぞわしました。伊藤潤二さん系の「キモこわ」系です。…ちょっとユニークなところも。タイワンアリタケの造形はまるでツノゼミのようで、なにかそこにパターンがあるのかな?とちょっと思ったり。リベイロイアは知りませんでした!90年代に両生類の形成異常の写真を見た時、放射線汚染かな?と思ったっけ。メジナ虫が撲滅が近いこと、そしてこの寄生虫がアスクレピオスの杖のヘビの正体説も初めて知りました。2024/07/29

えっくん

30
★★★★★脳を操る寄生生物、人への寄生生物、おぞましい寄生生物の3部構成ですが、読めば読むほどグロさ、キモさがグレードアップしてゆきます。数々の寄生生物が不気味な絵とともに紹介されていますが、まるでホラー小説のようなプロローグや生物を擬人化した描写などもリアル感や悍ましさを助長させます。ウイルスや細菌へのワクチン開発は進んでいるものの人の寄生生物への治療薬やワクチンは進展していないそうで、致死率の高い寄生事例も多いようです。コロナウイルスに効果があるかもと言われたイベルメクチンも抗寄生虫薬だったんですね。2022/06/25

22
ハリガネムシに各種様々な寄生バチにゾンビ化させて操る冬虫夏草に日本住血吸虫にお好きな方にはたまらない本。うん、しんどい。イベルメクチンは寄生虫と戦うためのクスリであって、コロナは寄生虫じゃないのだとしみじみ。愛知県の知多半島に進出したと昨今話題になってるエキノコックスについても詳しい。ヒアリより桁違いにやばいと思うので、行政にそろそろ音頭を取って動いてほしい。ミヤイリガイは全部駆除はできたけども、キツネにそれをするのは現実問題として難しいだろうし。2021/10/17

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