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内容説明
パンティの数だけ哲学がある―99枚に秘められた女性たちの思い。
著者等紹介
秋山あい[アキヤマアイ]
アーティスト。1973年、東京都生まれ。1993年渡仏。仏ボルドー市立エコール・デ・ボザール卒業。パリと東京を拠点に創作活動と作品発表を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@猫と共に生きる
75
凄く良かった😊パンティオロジーという造語も素晴らしく、著者の意気込みを感じる珠玉の一冊。それぞれの女性が込めるパンティへの思い。著者はそれを絵に描いておられる。セクシーなものだけではなく、無印、そして「ヨレパン」もあり、育ててヨレパンにしたと言う女性に拍手。高級な下着は諭吉が飛ぶ。旦那様や恋人からプレゼントされるという女性も多い。股の部分が開いているビッチパンティ(持ち主ご本人の造語)、ジュリアナ東京で踊っていた頃に履いておられたものなど本当にパンティは奥深い!良書です✨✨✨2024/01/27
たまきら
48
女性アーティストが、100枚近いパンティの絵を描いた「パンティ図鑑」ですが、メーカー目線ではなく、その持ち主のエピソードや嗜好目線の図鑑なところがとても面白いです。セクシーだったり履き心地がよさそうだったり。恋人のことを思って買ったものだったり、失恋した時に買ったものだったり。それぞれのエピソードを同じ女性目線で楽しみながら読みました。すごい数を所有されている人もいてのけぞります。私10枚あるかないかなのに…ちょっと見直そうかなあ…。男性は女性の裏話に興味がある人は楽しめると思います。2024/02/13
Aa
6
それぞれの下着にこんなエピソードが潜んでいるなんて、女性の私も想像もしてなかった。たしかに、言われてみたら、自分にもちょっとしたエピソードがあるって気づかされた。たぶん、普通の服にはそこまで思い出ってなくて、下着という隠されたものだからこそなのかもしれない。隠されているからこそ、赤裸々な自分の思いが投影されるんだろうな。 実はこの本、好きな作家さんがオススメしていたのと、あとからあのハードボイルド読者合戦と同じ編集者さんがご担当と知り、なんともいえないご縁を感じた一冊。2019/11/18
古本虫がさまよう
3
著者はパリと東京を拠点に活動しているアーティスト。要は、33人の知人(女性)に、持っているパンティー(ショーツ)で、①一番セクシーなもの②一番リラックスできるもの③一番お気に入りのもの--の計3枚を選んでもらい、それら99枚をイラストとして描いたものを収録。それぞれの使用感も掲載といった趣向の見て読んで楽しめる一冊になっている。おおむねセクシー系が多い。無印良品のものとかもある。フランスでは還暦過ぎた夫婦が下着店で仲良く物色しているシーンをよく見かけるとのこと。下着をめぐる文化人類学的書物ともいえようか?2019/11/08
チョビ
2
別に我々はパンツ単体を見たいわけではない。無機物と有機物のコラボ(例えばパンチラ、例えばブルセラ(死語)行きのパンツ)である。よって、この本は邪道だ。東西の熟女が実際に履いたパンツを絵にして論ずるのである。なんというハレンチ!パンツの写真出せ〜。パンチラ〜。おしゃれはパンツから〜。始球式もパンチラ〜。2020/09/09