先生、ちょっと人生相談いいですか?

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797673630
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「こんな寂聴さん、見たことない!」
話題の美人秘書・瀬尾まなほさんも仰天の対談。

伊藤比呂美「寂聴先生、いったい私はどんなふうに死ねばいいんでしょう?」
瀬戸内寂聴「そんなこと言ったって、知らないわよ。私だって死んだことないんだから」
冗談のような会話から始まる対論は、あちらこちらに話題をシフトしながら、どんどんディープな方向に。

天下の瀬戸内寂聴に、詩人・伊藤比呂美がずんずん斬り込む!
セックス、鬱、子ども、老い、死……どんな難問・奇問にもずばり回答します!

寂聴先生、「鬱」と「いじめ」経験を語る。
死に直面して考えたこと。
アメリカに暮らす孫やひ孫たち。
──このほか、本邦初の話題が満載!


愛に向かって正直に生きる二人の対話──瀬戸内寂聴秘書 瀬尾まなほ(巻末解説より)

“今までの私は「セックス」と口にするだけでなんだかとても恥ずかしいようなそんな感覚だった。当たり前のことを当たり前に話している、それだけのことなのに、
きっと今の時代でもここまでオープンに話す人は多くない。きっとこれを読んで「そうそう」とうなずく人はたくさんいると思う。"


著者略歴
瀬戸内寂聴(せとうちじゃくちょう)
1922(大正11)年5月15日、徳島市生れ。旧名・晴美。作家・僧侶。東京女子大学卒業。1957(昭和32)年「女子大生・曲愛玲(チュイアイリン)」で新潮社同人雑誌賞受賞。
1961年『田村俊子』で第一回田村俊子賞、1963年『夏の終り』で第二回女流文学賞を受賞。
作家としての地位を確立し、幅広い文学活動ののち、1973年11月14日、平泉中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。翌年、京都嵯峨野に寂庵を結ぶ。1987年より2005年まで岩手県天台寺住職を務める。
旺盛な創作活動を続け、1992年(平成4)年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。1997年、文化功労者。1998年、『源氏物語』現代語訳全十巻完結。
2001年、『場所』で野間文芸賞。2006年、国際ノニーノ賞(イタリア)を受章、同年、文化勲章を受章。2011年、『風景』で泉鏡花賞巻末特別付録:比呂美流「寂聴文学」ガイド(書き下ろし)

伊藤比呂美(いとうひろみ)
1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。
80年代の女性詩人ブームをリードし、『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。
「女の生」に寄り添い、独自の文学に昇華する創作姿勢が共感を呼び、人生相談の回答者としても長年の支持を得ている。
近年は介護や老い、死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)を刊行、米国・カリフォルニアと熊本を往復しながら活動を続けてきた。
2018年より拠点を熊本に

瀬戸内 寂聴[セトウチ ジャクチョウ]
著・文・その他

伊藤 比呂美[イトウ ヒロミ]
著・文・その他

目次

第1部 寂聴先生、「鬱」と「いじめ」経験を語る(あたし、「ポスト寂聴」ねらってます;お経はほんとに詩みたいです―比呂美 ほか)
第2部 女の悩み、娘の悩み、母の悩み(子どもを捨てた話;最後は「家族」を書きたい ほか)
第3部 先生、死ぬってどういうことですか?(今夜にでも、コロッと死にたい;美しいご遺体たち ほか)
第4部 小説家という「生き物」(作家の煩悩;才能を信じてくれた母 ほか)
比呂美が読む、おすすめ瀬戸内晴美・寂聴文学

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922(大正11)年5月15日、徳島市生れ。旧名・晴美。作家・僧侶。東京女子大学卒業。57(昭和32)年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞受賞。61年『田村俊子』で第一回田村俊子賞、63年『夏の終り』で第二回女流文学賞を受賞。73年11月14日、平泉中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。翌年、京都嵯峨野に寂庵を結ぶ。87年より05年まで岩手県天台寺住職を務める。出家後も旺盛な創作活動を続け、92年(平成4)年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。97年、文化功労者。01年、『場所』で野間文芸賞。06年、国際ノニーノ賞(イタリア)を受賞。同年、文化勲章を受章。11年、『風景』で泉鏡花賞

伊藤比呂美[イトウヒロミ]
1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。80年代の女性詩人ブームをリードし、『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。「女の生」に寄り添い、独自の文学に昇華する創作姿勢が共感を呼び、人生相談の回答者としても長年の支持を得ている。近年は介護や老い、死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)を刊行、米国・カリフォルニアと熊本を往復しながら活動を続けてきた。18年より拠点を熊本に移し、早稲田大学教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美登利

99
愉快痛快!お二人ともが赤裸々に自分自身を語ります。お若い人にはちょっと理解しにくいことかもしれないけれどおばちゃんには面白いのです。寂聴さんの小説は晴美時代の「かの子撩乱」ぐらいしか読んだ記憶が無いかも。とても長いけれど良かった事は覚えています。比呂美さんはずっとエッセイを追いかけてばかり、今度は賞を取った小説も読んでみたい。あれ?詩人でしたね。本業は(笑)二人の創作への情熱が素晴らしい分、家庭をあまり顧みれなかった事は仕方がなかったのだろうと思いました。2019/02/13

ネギっ子gen

55
【愛に向かって正直に生きる二人(by寂聴秘書)】の対話本。<今まで人の人生相談にはこたえてきたけど、自分の問題は放ったらかしてきた>シロミさんが、<寂聴先生の胸を借りる感じで、人生のぶつかり稽古する心持ちで、まっすぐに先生にむかって人生相談>した。にしても、シロミさんは今回だけでなく、石牟礼氏など良い出遭いをされていますよね。で、その恩恵を書物という形で受けることに感慨無量です(合掌)。【お薦め】巻末の「比呂美が読む、おすすめ瀬戸内晴海・寂聴文学」。ということで、寂聴師の晴海名義の積読本攻略しなくちゃ!⇒2020/02/19

鷺@みんさー

51
期待以上に面白かった。まさに「生」「老」「病」「死」について語っているのだが、いやはやその二人の女の胸襟の開き具合たるや、まさに素乳をさらけ出し合った仲ならでは!ここまでブッ飛んでいると愉快痛快、なのに普遍の悩みにも自由自在で、不惑に非ずの女のあれこれを、スパン、スパンと千切っては投げ、受け取っては咀嚼し。とまれ一度読んでみて欲しい。悩みなんて、こうだ!もぐもぐ。ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"2019/03/11

パフちゃん@かのん変更

45
生々しい話ですごかった。死んだら無だね。苦しむくらいなら安楽死がいいと思うけれど、医療費が高いから安楽死を望むのはおかしい。無駄な延命措置はやめてもらいたい。寿命が来てすっと死ねるといいね。2019/04/29

aloha0307

32
63歳の比呂美さん(早大教授)が、寂聴さんに「胸を借りる感じで、人生のぶつかり稽古」 すべて、ぶちまけちゃいました。なんとも みずみずしい お二人に完全にノックアウト👊されました。「こんなこと言っちゃってホントにいいんですか」?が吹き荒れます。とくにセック○のところ..いっぽう、死について語るくだりは戦慄でしたよ。U病を経験されたお二人 やはり自分で抜け出すしかないのですね(小さなこころの幸せ重ねてさ...薬は結局はダメだよ)。人生相談の距離感は、鯖寿司の透明&薄い昆布ですと~なんとも粋な表現だなぁ..2018/11/18

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