くらもち花伝―メガネさんのひとりごと

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くらもち花伝―メガネさんのひとりごと

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797673616
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

1972年「メガネちゃんのひとりごと」でデビュー以降、
「おしゃべり階段」「いつもポケットにショパン」「天然コケッコー」「花に染む」など、
常に一級の少女まんがを描き続けてきたくらもちふさこ初の自伝&秘伝の書。
これまであまり語られることのなかったデビュー当時の別冊マーガレット編集部の様子や壮絶な制作秘話、
まんがの意外な裏設定など、知られざるエピソードが満載。
まんがを描く人にも読む人にも、必ず響くこと間違いなし!
読めば、もう一度「くらもちワールド」にダイブしたくなる、ファン必携の一冊。

※NHK連続テレビ小説『半分、青い。』の劇中まんがの原作者。

【目次より抜粋】
はじめに 言葉にならない「思い」がまんがの源

1章:ときめきの泉
「このときめきを忘れるものか」/「だってメガネかけているのよ」/好きになると一歩引く心理/コンプレックスからミーハーへ/
ひとめ惚れは一瞬のしぐさから/ギャップがあると、なお萌える/ちょっとひねったもので息を吐き出す ほか

はみだしコラム1・多田かおる先生が導いたオタク道 2・『駅から5分』の陽大と入谷 3・そよの父親=くらもちふさこ

2章:まわり道のまんが道
一期一会を大切に/「まんが」との出会い/ひらめいた「日常にひとひねり」/『メガネちゃんのひとりごと』で目覚める自我/
ストーリーにキャラが飲み込まれていく/アルファ波をコントロールする/『天然コケッコー』でつかんだ自分のペース ほか

はみだしコラム4・「小津桃子の生みの親」 5・プロを目指していた友だち 6・初の専属アシスタント 7・「病気の体験も、作品で活用する」

3章:言葉で語らず、心を残すまんが術
まずは見た目から/ネームは、頭から順に進める/納得いくまであきらめない/しぐさでキャラクターを表現する/友だちでセンスを見せる/
背景は引き算で/まんがで奏でるメロディ/気持ちは「ほわほわ」柔らかく/「繋がっている」何かを描く ほか

4章:くらもちふさこ作品解説
1972-1978「別冊マーガレット」Early Days/1978-1990「別冊マーガレット」連載時代/1992-now「コーラス」「ココハナ」中心の時代

作品よみがな索引

あとがきとお礼

【著者略歴】
1955年、東京都生まれ。1972年『メガネちゃんのひとりごと』でデビュー。以来、心温まる名作を多数発表し、幅広い読者を魅了し続けている。
代表作に『いつもポケットにショパン』『東京のカサノバ』『海の天辺』『天然コケッコー』など。『花に染む』で第21回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」を受賞。
2019年現在、「ココハナ」(集英社)にて妄想系スペシャル“絵"ッセイ!『とことこクエスト』連載中。



くらもち ふさこ[クラモチフサコ]
著・文・その他

内容説明

つまづき、悩み、修正を重ね…華やかな作品とは裏腹に、愚直に少女まんが道を進むくらもちふさこ。著者が40年を越えるキャリアの中で感じとった創作・表現の秘密を初めて自身の言葉で能の伝書のように語りおろす。

目次

1章 ときめきの泉(「このときめきを忘れるものか」;傍観者の立ち位置 ほか)
2章 まわり道のまんが道(一期一会を大切に;「まんが」との出会い ほか)
3章 言葉で語らず、心を残すまんが術(一度にひとつだけ;まずは見た目から ほか)
4章 くらもちふさこ作品解説(1972‐1978「別冊マーガレット」Early Days;1978‐1990「別冊マーガレット」連載時代 ほか)

著者等紹介

くらもちふさこ[クラモチフサコ]
1955年、東京都生まれ。1972年に『メガネちゃんのひとりごと』でデビュー。以来、心温まる名作を多数発表し、幅広い読者層を魅了し続けている。『花に染む』で第21回手塚治虫文化賞「マンガ大賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スノーマン

24
くらもちふさこを知ったのは、別マの『海の天辺』。絵柄がとてもスタイリッシュなのと、この詩的なタイトルで、お子ちゃまの私には無理なのでは、、と思ってしまったので、ほぼ覚えてない(笑)なんて勿体無いことを。。くらもち先生の学生時代の話や、作品のこぼれ話、そしてデビュー当時から現在までの作品紹介もあり、もっと私がくらもち作品に詳しければ更に楽しめたのに、、と思ったけど、知らなくても楽しめた。まずは海の天辺リベンジ!したい。2019/06/13

小鈴

21
ファン必見!デビューのときには既にりぼんでは一条ゆかり、山岸凉子が活躍していたのか。萩尾望都の文学性が無理解な親との軋轢から来るとするならば、くらもちふさこの豊かな日常の世界は家族の仲の良さからくるのかなって思いました。私とは20歳以上離れているのに、陽大と入谷の関係が英雄伝のラインハルトとキルヒアイスの関係のようにと言われるとああ!って思ってしまうであった。くらもちふさこさんの解説を聞いてまた作品を読み返したい。陽大、陽向の名付け親は神社総代、陽生の祖父。記憶をなくした陽大と二人は繋がっていた!2019/02/28

ちろ

19
ずっと愛読しているくらもちふさこさんのエッセイ集。漫画に対する思いがつまってます。初めてたくさんのくらもちさんの言葉に触れることができて、とっても幸せ!いろんなの物事に関心を持って、種火を抱くことが作品のエッセンスになって活かされてるんだなぁと感じました。『絵で演じる』…あの場面の絵にはこんな想い入れが詰まってるんだと、コミックをまた読み返したくなってしまった。 そよの父親のセリフは、くらもちさんの心の声だったのコラムがお気に入り。ファンの知りたいエピソードがてんこ盛りの必読本です。2019/03/05

ジロリン

16
ファンブックみたいなものだと思ったら、ほぼ全編くらもち師匠の筆によるガチのエッセイ集でした。エッセイとは言え、デビューまでのいきさつや各作品が生まれた背景、<くらもち男子>はいかにして生まれたか?あるいは音楽をどう<見せるか>という創作方法etc…多彩な角度から今まで聞いたこともないお話が語られ、ファンとしては存分に楽しめる♪しかし、相変わらず「ショパン」は代表作として認めてないのですなw本書を読むと「もっとやれたはず!」という気持が強い気がするが…しかしあの<くらもちふさこの手>にクレームが来てたとは!2019/03/03

デコ

12
大好きな漫画家さんの一人くらもちふさこ氏、どのように漫画に向き合い40年間書き続けてこられたのか気になり読みました。表現したいもののためのキャラクター作り、しぐさ、コマワリ、背景のこだわりぶりが凄かったのです。例えば雨のシーン、角度や傾き、空に向かって降るように描くのかと工夫します。漫画の中に自分では意識していない部分でくらもちふさこ氏の気持ちを受け取っているから感動するのですね。幸い「天然コケッコー」「花に染む」は我が家の永久保存版。何度も読める!2019/10/19

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