BAR物語―止まり木で訊いたもてなしの心得

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BAR物語―止まり木で訊いたもてなしの心得

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797673401
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

サントリーPR誌の編集長として著者が出会った心に残るバーの思い出を綴ったエッセイ。名店のバーテンダーのこだわりやバーでの粋な作法なども分かり、いつもの一杯がより美味しく味わえる。




川畑 弘[カワバタヒロシ]

内容説明

名店はどのようにお客様をむかえるのか?名バーテンダーが一杯のグラスにかける驚くような情熱とこだわりとは…。ふだんは明かされることのないバーの裏舞台を知れば、いつもの一杯がより美味しく味わえる。「旅先に一冊の本と一軒のバー。最良の案内書!」本書に登場する全国のバー40数店の地図を掲載。

目次

1 明かりを灯す(仕事時間に、飲む、飲まない;バーの明かりを灯す意義)
2 子育て、人育て(三島のホタル;一九三一年のボトルをキープ ほか)
3 得意技(絶滅危惧種のミントジュレップ;ニンジャ・アイスの秘密 ほか)
4 人情北新地(ひと桁生まれの戦後;女の細腕、男のごつい手 ほか)
5 名残の一杯(銀座「クール」古川緑郎さんのこと;「木家下」の小部屋)

著者等紹介

川畑弘[カワバタヒロシ]
1967年生まれ。1994年、サントリー株式会社(現サントリーホールディングス株式会社)にコピーライターとして入社、新聞・雑誌を中心にウイスキーのシリーズ広告を手がける。1999年、バーテンダーに向けたPR誌『ウイスキーヴォイス』を創刊、以来、編集長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らい

6
お酒という嗜好品を扱う店だからこその美学を感じた。洋酒にしろ、カクテルにしろ、各種経営哲学にしろ、やっぱり最後は人柄っていう。また本書は、そんなふうにカウンターの中では完璧な人を演じてくれるバーテンダーたちにも、もちろん各自の物語や生活があることを教えてくれる。宮古島で、タコ釣りなんて素敵だなあ。日々の精進と仕事への情熱を絶やさない偉大なる芸術家、どんな仕事にしろ、そうだよな。2021/04/09

Kazuo Ebihara

3
サントリーがBAR向けに作っているPR誌『ウイスキーヴォイス』。 1999年の創刊から今日まで編集長を務める著者による自選集。 全国各地のBARを巡り、名バーテンダー40人から聞き出した珠玉のお話。 店頭で、ちょいと試飲してから求めました。 山崎達郎さん、富田健一さん、水戸誠士さん、鹿山博康さん、岸久さん、中川立美さん、古川緑郎さんらが語るいい話。 いいBARで出逢えるのは、いい酒、いい人、いい空気。 ひとつではなく、三通り、なんてね。 今宵も、いいBARでいい時を過ごしたいものです。 2017/04/30

はり

2
初めてバーに行ったときのことを思い出して。作者の方も話に出てくる人たちもみんな好きになる。この本に書かれているバーに行ってみたくなった。2018/01/16

makio37

2
ほろ酔いで読むのに丁度よい内容。バックバーに並ぶボトルを毎日開業前に磨く店の話や、トイレをブラシではなくスポンジで磨く話、カナダのブルースシンガーからレコードが送られた店の話などが面白かった。バイトで働き、そのままバーテンダーになったという話がいくつかあった。そういう人生もあるのだな。読み始めてからというもの、ハイボールの消費量が上がっている。残念ながら通勤途中に寄れるBARなどないのだが、今度の飲み会の帰りにでもどこかにふらりと入ってみよう。2017/06/10

さだ

0
行きたいbarが増えた☆2017/08/15

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