出版社内容情報
「現代のファーブル」奥本大三郎が豊富な知識と広いフィールドワークから得た体験をもとに語る異色の文明論。人間の生活や文化は同じ土地に暮らす虫や鳥などの豊かな影響の中で生まれたものだった!
目次
第1部 虫の世界(タイカラー チェンマイの柄杓;南米カラー メタリックブルーの衝撃;インドネシア ビロードの翅を持つアゲハチョウ;アフリカ 大草原の感嘆符)
第2部 人の世界(美しい誤解;日本に風景画はあったのか;ルイ・ヴィトンはなぜ日本でよく売れるか)
著者等紹介
奥本大三郎[オクモトダイサブロウ]
フランス文学者。NPO日本アンリ・ファーブル会理事長。1944年、大阪生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。同大学院修了。『虫の宇宙誌』(集英社文庫)で読売文学賞、『楽しき熱帯』(集英社文庫)でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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