維新漂流―中田宏は何を見たのか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797672473
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

橋下徹とは異なる立ち位置の元横浜市長・中田宏に同行取材。国政進出した維新の政治家たちの内実とその政治手法に迫った同時進行ドキュメント。報道では知り得ないリアルな世界がある。

目次

第1章 二人の現実主義者
第2章 密かな計画
第3章 落選すると人がよく見える
第4章 大阪で圧倒的な力
第5章 あの男は本当に大丈夫なのか
第6章 国政に向けての動き
第7章 政局からの距離
第8章 大阪的な体質
第9章 奇妙な選挙

著者等紹介

田崎健太[タザキケンタ]
1968年3月13日、京都市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。早稲田大学講師として『スポーツジャーナリズム論』『実践スポーツジャーナリズム演習』を担当。早稲田大学スポーツ産業研究所招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

謙信公

5
中田宏という一政治家を通してみた橋下維新。彼の発言は緻密で理路整然とし、しかも正論だ。横浜市長辞任の顛末も納得いくものだ。橋下が大阪でやろうとしていた多くを、彼は横浜市で実践していた。反対派を正論で説き伏せる中田に対し、橋下は闘いを挑む。2人の現実主義者が全く違う手法を用いる。興味深い。ただ、橋下の国家観は掴みづらい。ブレーンとしての中田の存在が大きかったことは想像できる。その中田も2019年参院選では自民党から立候補したのには驚いた。国のやり方を「ぼったくりバー」と揶揄したのは中田が元祖だったとはねぇ。2020/03/19

Satoru Moriaki

2
政治の現場で生ずる様々な戸惑いがよく分かった。政治に限らず何かを自分で判断するために深みのある情報が必要不可欠だなぁと改めて思った。2014/02/22

ちんペー

2
非常に細かなところまで神経を使わなければならない世界で、中田氏の些細な行動や表現をよくも書き記してくださいました。敬服します。 中田氏を通して橋下氏の考え方や人との接し方が見えて面白かった。...が、読み進めていても両氏の印象は以前と変わらない。 内容がこういうものだからではあるが、あとがきでようやく筆者のストレートな表現に出会えたような。2013/06/10

渓流

1
中田宏月評。半年分の週刊誌記事程度。だって、評伝を書くには、未だ若く評価されるほど生きては居ない。彼がなぜ、任期半ばでやめてのか、その答えの部分が面白かった。2013/07/27

じゅんじゅん

1
明日(2013/7/21)は参議院選挙投票日ですが、やはり維新には入れません。中田氏には共感するところがありますが、橋元氏が信用できません。それは既存のものを壊すだけ壊しといて後は放置しているからです。スクラップアンドビルトのビルトの部分を最後まで何か成し遂げたんでしょうか?2013/07/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6748675
  • ご注意事項