ブドウ畑で長靴をはいて―私のロワール・ワイン造り奮闘記

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797671339
  • NDC分類 588.55
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ワインの魔力の取り憑かれ、気がつけばワインひとすじの人生。ついにフランスにブドウ畑を買った日本人女性の挑戦の記録。
カラー口絵/おすすめ自然派ワイン生産者リストも収録。

内容説明

「知ってるかい?お金をなくすには二つの方法がある。一つは日本に行って芸者を買うこと。もう一つはフランスに来てワイン畑を買うことなんだ」続出するハプニングにもめげず、官能的なまでにおいしいワイン造りを目指して奮闘するロワールの四年間。素晴らしいビオ・ワイン醸造家も多数登場。

目次

第1章 2002年ボワ・ルカ、初のワイン造りに挑戦
第2章 1961年~2001年ウルトラバカお嬢様、ワインに溺れる
第3章 2003年~2005年ワイン造りが私の天職

著者等紹介

新井順子[アライジュンコ]
1961年東京都生まれ。91年より「オドゥール・ワインサロン」主宰。96年フランスのボルドー大学醸造学科に留学。98年帰国後、自由が丘にワインレストランを開店。2002年1月、ロワール地方に8haのワイン畑を取得、自らのドメーヌ「ボワ・ルカ」を立ち上げる。かたわらワインの輸入会社コスモ・ジュンを営み、優れたビオ・ワインの生産者を日本に紹介している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Humbaba

6
いくら心をこめて仕事をしたとしても、全てが報われるケースばかりではない。寧ろ、自然の悪戯によって折角準備したものが無意味になってしまうことのほうが多い。しかし、そうやって経験を積んでいくうちに諦めるのではなくてどうすれば少しでも被害を減じる事ができるかを考えられるようになる。2016/06/29

葵堂

0
ワイン界では有名らしい日本人女性がロワーヌでゼロからワイン作りをする自伝。調べてみたらこないだ選挙に出て落ちた人らしい。ひたすらにワインが好きなんだろうなあということがよくわかる生き様である。2016/12/22

YusukeM

0
先にボワルカのワインから順子さんのことを知ったが、読んでみてこんなにも多難な道のりの中で、あのワインが出来上がったのかと思うとなおさら感慨深い。大事に飲まなければ、と改めて思った。2016/11/02

winelife117

0
ワイン教室、インポーター、自由が丘のレストラン経営を経験した女性が、一念、ロワールのワイナリーオーナーになる話。 ワイナリーを買うまでの話、最初のワインつくりの話、ワイン業界の話が、自然派・ビオディナミの手造りのワインつくりをする日々の中に、生き生き描かれています。 何より、ワインつくりのポリシーが揺るぎなく(時に揺るぎそうにはなりますが)自分の目指すワインを作り上げる喜びが共感できます。最初のリリースは、6ヘクタールで1万本。ロマネ・コンティでも1.8ヘクタールで6000本。鹿に若芽を食べられたり、2012/02/04

メガネねこ

0
★★★★★ボワ・ルカの当主、新井順子氏のワイナリー立ち上げ奮闘記。 ワイン造りやワインビジネスの本として楽しめるが、それ以上に新井氏の波瀾万丈な人生に触れることで、なんというか生き方とか自己啓発とか、そういう観点でも非常に刺激になる一冊。 ボワ・ルカのワインを飲んで美味しい理由が、本書に明かされている数々の苦労を知るとなるほどと頷けるし、なんか苦労して造った美味しいワインを飲ませてもらって有り難いなと恐縮してしまう。 とにかくワインラバーなら読むべきだし、人生本としても良い刺激を受けることがで2009/06/30

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