利益が上がる!NPOの経済学

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797671285
  • NDC分類 335.8
  • Cコード C0033

出版社内容情報

ボランティア幻想よ、さようなら!
失敗しないNPOのために、日本で初めてNPOのビジネスモデルを具体的に呈示。収益を上げてこそ、NPOは日本に定着する。
事業型NPO/寄付市場・寄付金インセンティブ・直接寄付/有料ボランティア/ファンドレイジング(資金集め)/等を解説。NPO業界にも市場原理を導入せよと迫る画期的な万人必読の本!

内容説明

ボランティア幻想よ、さようなら。儲けなくてどうする、NPO!「失敗しないNPO」のために、まず読んでおきたい本。日本で初めて「NPOの経済学」によるビジネスモデル満載。

目次

長いイントロダクション ボランティアという幻想(NPO=非営利組織?;「NPO元年」のあと ほか)
第1章 NPOのビジネスモデルを考える(名古屋のとあるNPOの話から;NPOの経済学 ほか)
第2章 この「ニッチ(隙間)」を狙う(規制緩和とニッチ産業との関係;日本と違うタイ企業の「メセナ」 ほか)
第3章 「寄付市場」を創り出す(淀屋辰五郎と「PFI」;ボランティアとしての寄付 ほか)
第4章 NPO業界の足元を見つめる(「三分の一ルール」を目指すが…;「収益事業」への課税 ほか)

著者等紹介

跡田直澄[アトダナオスミ]
1954年愛知県名古屋市生まれ。学習院大学経済学部卒。経済学博士。大阪大学大学院教授、大蔵省財政金融研究所特別研究員などを経て、慶応義塾大学商学部教授。専攻は財政学、公共経済学、税制、NPO(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

4
同じ質のサービスで、廉価なものと高価なものがあれば、普通の消費者であれば廉価なものを選ぶ。NPOは通常の民間企業と同じ質のサービスを提供し、かつその費用の一部を寄付という形で賄う事が可能である。そのため、一般の企業よりも廉価なサービスを提供できる。ただし、企業も無策でいるはずがなく、何らかの対処を行うだろう。それにより、消費者はよりよいサービスを、より安価に受けられるようになる。2013/11/08

たろさん

0
NPOの稼ぎ方、経済学から見た分析への考察。 今までの本と違い、経済循環を元に書かれているので、全体感はわかりやすい。実際に運営した際に再度、参考にしたい本。2016/01/24

yuka

0
「NPO=利益を上げてはいけない」という印象があるうえに、教育や福祉の場でお金を取ることに対する嫌悪感がNPOの動き方を難しくしているなぁと感じる。でも、社会の課題を解決するためと善意から活動しているにしても無給では続けられないのだからキチンと利益を上げて、いくことは重要だと思う。8年前に書かれた本だけど、基礎的な所がよく分かって良い本だった。2013/04/01

Yoshiki Ehara

0
2005年に書かれた本としては、とても良くできているのでは。特に震災後、日本でもソーシャルビジネスが一気に広がった印象なので新しさは無いが、改めて基本を押さえておくという意味では読んで良かった。2012/08/21

そと。

0
NPOにはこんな切り口があって、こんな感じで資金を回してるんだってのがなんとなく分かる本。経済学ってほど経済学ではなかった印象。2011/04/05

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