内容説明
「リーダーかくあるべし」から幸福論、教育論、家庭論まで古代ローマの賢人たちが今、あなたに伝える“生きるヒント”。
目次
１ 皇帝の器（撃つか、撃たざるか；「男子の覚悟」 ほか）
２ ローマはなぜ偉大になったのか（武人の道、賢人の道；近頃の女どもは ほか）
３ 「よく生きる」ために（民族の条件；リーダーの“徳” ほか）
４ ローマから現代を見る（サイレンの洞穴；同じ絃で過つな ほか）
５ 興亡の原理（死なうは一定；力は正義なりや ほか）
著者等紹介
渡部昇一［ワタナベショウイチ］
１９３０年（昭和５）、山形県鶴岡市に生まれる。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学に留学後、母校で教鞭を執る。現在は上智大学名誉教授。専攻の英語学史研究において国際的な業績を収めると同時に、文明・歴史批評の分野においても幅広い活動を行なう
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感想・レビュー
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きたむらさんえ
2
図書館本。世界史選択だったので、セネカやアウグストゥス、キケロなど懐かしい名前がちらほら。ローマ帝国の引用から現代に例えて紹介されているので、読みやすかった。2015/12/20
残心
0
外敵に敗れたことはないのに、子供が生まれなくなって滅んだローマ人たちの残した知恵の一部を抜き出して、渡部先生が現代の問題を絡めて解説する。 渡部先生は博識な読書家ですな。 （ななめ読み）2017/01/21
けちゃ
0
最初は、なるほど、と思いながら読んでいましたが、作者の思いが強くなってきたあたりで、読み辛くなり、読むのを終えてしまいました。図書館の返却期限もあるし…2014/06/17
takehiro
0
二千年前の言葉だけど、現代でも大いに通用するすることに驚かされる。2011/08/07
