内容説明
二〇〇四年、五月五日、二十三時二十二分、年齢二五歳。彼女のことを最後に考え、俺は死んだ。そして朝、懐かしいおふくろの声と共に目覚める。一九九五年、五月六日、年齢十六歳。俺は高校二年生の頃に戻っていた。なぜ自分は生きているのか、しかも時間を遡って…。その理由もわからないままに、俺は今の自分にできることを探し始めていた。一度は自殺した洋一が高校生時代に蘇り、失った彼女を取り戻すために新たな人生を歩み出す恋愛ファンタジー。
著者等紹介
高杉和也［タカスギカズヤ］
１９７９年兵庫県尼崎市出身。現在広島県在住。近畿大学卒業後某企業に就職、現在に至る。本職と両立させ、執筆活動に励んでいる
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