内容説明
「自分の部屋の扉を開けるのが楽しみになったのは、クラゲを飼い始めた次の日からだった。それまで、一人暮らしの自分の部屋に帰ることは、ただ寂しいだけだった―」恋人との別れからクラゲを飼い始めた女。一見静かなクラゲと彼女の生活には、大きな秘密が隠されていた―。謎に満ちたクラゲとの関係から若い女性の生活や恋愛を描いた作品は、浮遊感とせつなさ、そして狂気をたたえており独特な作品世界を生み出している。第4回新風舎文庫大賞優秀賞受賞作品。
著者等紹介
杉山未来[スギヤマミキ]
1981年神奈川県横浜市出身。大学院生(筑波大学人間総合科学研究科感性認知脳科学専攻)。『クラゲの記憶』でデビュー。そして、第4回新風舎文庫大賞優秀賞受賞
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