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新風舎文庫
皇帝のいない八月

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  • サイズ 文庫判/ページ数 370p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784797493344
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

夕闇の博多駅前、東京行き寝台特急「さくら」の切符を譲れと脅迫を受けた業界紙記者、石森。譲渡を拒否して乗り込んだ列車には、異様な雰囲気をもつ男たちがいた。いったい彼らは何者なのか。その狙いは?不穏な空気に包まれ、列車は闇夜を驀進していく―。壮大なスケールと迫真のストーリー展開で描く、衝撃の長編ミステリー。

著者等紹介

小林久三[コバヤシキュウゾウ]
1935年、茨城県生まれ。東北大学文学部卒業後、松竹に入社。映画プロデューサーを経て作家に。サンデー毎日新人賞(推理部門)受賞作、『腐蝕色彩』でデビュー。1974年『暗黒告知』で江戸川乱歩賞、81年『父と子の炎』で角川小説賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅花

5
夫読む。2015/04/05

ぼっくん

2
かなり前の作品。最近亡くなった渡瀬恒彦さんが主演して映画化もされています。そんなことを思い出して読んでみました。雑な感じもしましたが、ストーリーは面白く、今でも十分いけると思います。カサンドラクロスの日本版ってな感じです。2017/04/01

VC

2
参考文献の中公新書、尾崎輝彦「クーデター」が実在する本なのか気になる。2014/06/02

turutaka

0
ディテールをつめていくと雑なのだが、発想と構成は良かった。 所々のぶったぎり感を含めて、時代感をうまく描いているのではないだろうか。 映像向きの作品だと思うので、映画も見てみたい。 2022/09/28

Mitsuru Umeda

0
硬派なポリティカルフィクション。 平成の今では荒唐無稽であり得ない話だけど、昭和のあのころなら十分にあり得る話なのだろうな、思いながら読んだ。 ところで、お話のどこを読んでも「皇帝のいない八月」ってどういう意味なのかが言及されていない。 どうやら同名の映画では架空のクラシック交響曲として物語の鍵となるシーンで使われているらしい。 これは映画も見なきゃな、思う。 吉永小百合のラブシーンがあるということだし :-P2018/03/11

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