内容説明
古くは『竹取物語』の中で財産と子孫の繁栄をもたらす神秘力を持つ貝として、かぐや姫への献上の品として記された「子安貝」。代々伝わる子安貝を受け継ぎ、その言い伝えに強く心惹かれた著者は、いつしか一人の老婦人の元へたどり着く…。民間伝承の中の真実を追い求める著者・たけむらすみいの姿と、子安貝のつぶやきを織り交ぜたロング・エッセイ。
著者等紹介
たけむらすみい[タケムラスミイ]
1955年、長野県生まれ。長野女子短期大学中退後、日本編集記者クラブ通信教育を受講。林業経済新聞記者を経て文筆活動を始める
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