内容説明
木村拓哉、山口智子主演により、1996年、社会現象にまで昇りつめた大ヒットドラマ。通称『ロンバケ』。結婚式当日、婚約者に逃げられた売れないモデル南と、落ちこぼれのピアニスト瀬名のちょっと奇妙な同棲生活の中で、お互いが反目しあいながらも惹かれ合う二人。瀬名が投げたスーパーボールの軌跡、南の喉をつたうミネラルウォーターのしずく…。様々な名シーンが今、蘇える。全十一話中、一話から六話を上巻として収録。
著者等紹介
北川悦吏子[キタガワエリコ]
1961年岐阜県生まれ。大学卒業後、テレビドラマの企画の仕事を経て、1989年「月曜、女のサスペンス」で脚本家デビュー。1992年「素顔のままで」の大ヒットを機に独立。2000年には木村拓哉、常盤貴子主演の「ビューティフルライフ」で、高視聴率を記録。向田邦子賞、橋田寿賀子賞ほかテレビ各賞を総なめにした。代表作としては「あすなろ白書」「愛していると言ってくれ」「最後の恋」「空から降る一億の星」などがある。脚本制作のほかエッセイや歌詞の執筆も手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。