内容説明
恵文の浮気騒動と恵里の進学問題に激しく揺れる古波蔵家。恵里は両親からなんとか大学受験の同意を得たが結果は不合格。それでも夢を求めて卒業式の日の夜、家出をして上京。だが家族みんなはそのことを知っていた。恵里は東京での唯一の知り合いである容子を訪ね、同じ一風館に住むことに。沖縄料理店でアルバイトをしながら、自分の進むべき道を模索する。やがて、ロック歌手を目指す恵達も恵里の部屋に転がり込む。そして父・恵文も一風館に向かうが…。NHK連続テレビ小説の脚本全7巻の2。
著者等紹介
岡田恵和[オカダヨシカズ]
1959年東京都三鷹市生まれ。雑誌ライターを経て、27歳でシナリオ・センターに通い1990年に「香港から来た女」で脚本家デビュー。「君の手がささやいている」シリーズで1998年ATP賞グランプリ、1999年橋田賞作品賞受賞。「彼女たちの時代」で2000年芸術推薦文部大臣新人賞受賞。また、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」で2001年向田邦子賞・橋田賞をW受賞。代表作に「若者のすべて」「イグアナの娘」「ビーチボーイズ」「フレンズ」「アンティーク西洋骨董洋菓子店」「アルジャーノンに花束を」「恋文~私たちが愛した男」など、数多くの話題作を手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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