内容説明
十代の時、生まれ育った街を離れ、下宿生活を送った時の体験を元にした『departure』、自分のルーツを探しに出掛けた『三重にて』、憧れの少女とある日偶然出逢った時の触れ合いを描いた『あの時の君を抱きたい』、亡くなった友との生前に過ごした忘れられない日々と、その知人への思いを綴った『安宏君へ…』の四編を刻む。多感な青年の心象風景が鮮やかに描かれた自伝的小説。
著者等紹介
佳路俊彦[カジトシヒコ]
昭和47年(1972年)10月5日、新潟市生まれ
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